宇津貫町

宇津貫町（うつぬきまち）について

宇津貫町は、東京都八王子市の南東部に位置する、住居表示が未実施の単独町名です。この地域は、八王子ニュータウン（みなみ野シティ）の一部として、都市再生機構による土地区画整理事業を通じて開発が進められてきました。大規模な団地が立ち並び、多くの人々が生活しています。郵便番号は192-0915で、八王子南郵便局が管轄しています。

地理

宇津貫町は、旧由井村の一部であり、八王子市の南東に位置しています。地域の大半は、南八王子土地区画整理事業によって開発され、計画的な住宅地が広がっています。しかし、住居表示が実施されたことにより、1997年以降、新町名への移行が順次進められており、宇津貫町の区域は徐々に縮小しています。

歴史

宇津貫町の歴史は、明治時代にまで遡ります。

1889年（明治22年）4月1日：町村制の施行により、小比企村、片倉村、宇津貫村、北野村、打越村、西長沼村（一部を除く）が合併し、由井村が成立しました。この時、宇津貫村は由井村の大字宇津貫となりました。
1955年（昭和30年）4月1日：由井村が八王子市に編入され、由井村大字宇津貫は八王子市大字宇津貫となりました。
1956年（昭和31年）10月1日：町名変更により、八王子市大字宇津貫は八王子市宇津貫町となりました。
1997年（平成9年）2月1日：住居表示の実施により、宇津貫町の一部が兵衛一丁目として分立しました。
1998年（平成10年）1月31日：住居表示の実施により、宇津貫町の一部がみなみ野三丁目として分立しました。
1999年（平成11年）1月30日：住居表示の実施により、宇津貫町の一部がみなみ野四丁目と七国六丁目として分立しました。
2000年（平成12年）2月5日：住居表示の実施により、宇津貫町の一部がみなみ野三・四丁目と七国六丁目として分立しました。
2001年（平成13年）2月3日：住居表示の実施により、宇津貫町の一部がみなみ野二・三・四丁目として分立しました。
2002年（平成14年）2月2日：住居表示の実施により、宇津貫町の一部がみなみ野三丁目と七国二・五・六丁目として分立しました。
2003年（平成15年）2月8日：住居表示の実施により、宇津貫町の一部がみなみ野二・四丁目と七国六丁目として分立しました。
2004年（平成16年）1月31日：住居表示の実施により、宇津貫町の一部がみなみ野四丁目と七国五丁目として分立しました。
2004年（平成16年）12月4日：住居表示の実施により、宇津貫町の一部が兵衛一・二丁目として分立しました。
2005年（平成17年）10月8日：住居表示の実施により、宇津貫町の一部が七国一・二丁目として分立しました。
2006年（平成18年）12月16日：住居表示の実施により、宇津貫町の一部が七国三・六丁目として分立しました。
* 2012年（平成24年）6月19日：住居表示の実施により、宇津貫町の一部が兵衛二丁目として分立しました。

これらの歴史的な経緯から、宇津貫町は、周辺地域と共に発展を遂げてきたことがわかります。特に、1990年代後半から2000年代にかけて、住居表示の実施により、多くの町が分立し、現在に至っています。

世帯数と人口

2022年（令和4年）9月30日現在の宇津貫町の世帯数と人口については、具体的な数値は提供されていません。

交通

宇津貫町内には、JR横浜線が南北に通過していますが、駅は設置されていません。近隣の駅としては、八王子みなみ野駅や相原駅が利用されています。また、宇津貫町の南部は、相原トンネル内を通過しています。

道路に関しては、町内を一般国道や都道は通過していません。

まとめ

宇津貫町は、八王子市の南東部に位置し、大規模な団地が立ち並ぶ地域です。歴史的には由井村の一部であり、住居表示の実施に伴い、周辺地域との境界が変化してきました。鉄道は通過するものの、駅はなく、静かな住宅地としての側面が強い地域です。

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