安藤麻

安藤麻（あんどう あさ）

1996年4月24日生まれ、北海道旭川市出身のアルペンスキー選手。大回転と回転を専門とし、東洋大学を経て日清医療食品に所属。

略歴

旭川市立東陽中学校時代からその才能を発揮し、全国中学校スキー大会アルペンスキー大回転で1年生から3連覇、回転でも2年、3年時に連覇を達成。北照高等学校に進学後も、全国高等学校スキー大会（インターハイ）大回転で1年生から3連覇という偉業を成し遂げました。

国際大会デビューは2011年、中国・張家口市で開催されたファーイーストカップの回転競技。2012年にはジュニア世界選手権大会（イタリア・ロッカラーゾ）に出場し、大回転で54位。

2012/13シーズンには、ファーイーストカップで8度表彰台に上がり、大回転では2回の優勝と1回の3位を含む好成績で総合2位を獲得しました。ジュニア世界選手権大会（カナダ・ケベック州）の大回転では37位。

2014/15シーズンには、オーストリア・ゼルデン大会でワールドカップにデビュー。大回転1回目の滑走で32位となりました。全日本スキー選手権大会では、2015年の第93回大会で回転優勝、2016年の第94回大会では回転と大回転の二冠を達成。

2017年の冬季ユニバーシアード（カザフスタン・アルマトイ）では、スーパー大回転で銅メダル、大回転で金メダルを獲得。回転では惜しくも4位入賞に終わりました。同年のアジア冬季競技大会（札幌）では、回転、大回転ともに銀メダルを獲得しています。

2017年12月28日には全日本選手権技術系の回転で1位となり、2018年1月にワールドカップ（オーストリア・フラッハウ）女子回転第8戦で24位に入り、平昌オリンピック出場を確定させました。

大学卒業後の2019年4月からは、日清医療食品に所属しています。

2021年2月、イタリア・コルティナダンペッツォで開催されたアルペンスキー世界選手権では、回転で10位入賞。これは、1972年札幌オリンピックでの岡崎恵美子の13位を上回る、日本人女子選手として過去最高の成績です。

2022年、北京オリンピックにアルペンスキー女子の大回転と回転で向川桜子とともに出場。大回転は24位、回転は途中棄権という結果でした。

家族

父親は旭川竜谷高、天理大で柔道選手として活躍した安藤弥。

外部リンク

安藤麻 - 国際スキー連盟のプロフィール（英語）
安藤麻 - Olympedia（英語）
* 安藤麻後援会ホームページ (2016年12月30日閲覧)

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