実川幸夫

実川 幸夫 (じつかわ ゆきお)のプロフィール

実川幸夫は1943年10月14日に千葉県印旛郡富里町で生まれました。出身地は現在の富里市であり、彼は千葉県に深い根を持つ政治家として知られています。成田高等学校を卒業後、1967年に法政大学法学部を修了しました。その後、当時の政治家、山村新治郎の秘書としてキャリアをスタートさせました。

政治の道への第一歩

実川氏は1991年、自由民主党公認で千葉県議会議員選挙に立候補し、見事初当選を果たします。この成功を糧に、彼はさらなる高みを目指し、1993年には任期途中で議員職を辞職し、自民党を離党しました。その後、衆議院議員総選挙に新生党公認で立候補し、初当選。新進党の結党にも参加しましたが、1997年には自民党へ復党し、新進党からの除名を経験しました。

重要な役職の歴任

政治家としての彼のキャリアは、これらの選挙を経て更に重要な役割を担うようになります。第2次森内閣において運輸政務次官としての任務を受け持ち、その後第2次小泉内閣では法務副大臣として政府内での地位を確立しました。また、2004年には衆議院総務委員長に就任し、ここでも影響力を発揮しました。2006年には自由民主党組織本部長代理に任命され、その後も党内での重要な役割を果たします。

政界引退とその後

しかし、2009年の第45回衆議院総選挙では、民主党の若井康彦候補に惜しくも敗れ、落選となってしまいます。この結果を受けて、同年12月には政界引退を表明しました。2010年には自由民主党千葉県第13選挙区支部長の後任として白須賀貴樹氏が就任し、実川氏の政治的影響は次世代に引き継がれました。

功績と役割の継続

実川氏は、2013年11月に秋の叙勲で旭日重光章を受章しました。これは、彼の長年にわたる政治活動と国への貢献を讃えるものであります。2022年11月の時点では、松本尚氏の後援会長として政治活動を続けており、千葉13区から第49回衆議院議員総選挙に立候補し当選した若手政治家の育成にも関与しています。

全体として実川幸夫氏は、日本の政治シーンの中で影響力を持ち続け、多岐にわたる役割を果たしてきた重要な人物といえるでしょう。

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