宮原奨伍

宮原 奨伍（みやはら しょうご）

1980年7月18日、東京都に生まれた宮原奨伍は、日本の俳優およびモデルとして活動しています。旧芸名は宮原将護。SHIN ENTERTAINMENTに所属し、モデルエージェンシー マドモアゼルとも提携しています。私生活では、女優の江田恵を妻に迎えています。

人物

宮原は、明治大学付属明治高等学校・中学校を経て、明治大学を卒業しています。中高時代はバスケットボール部に所属しており、その経験は特技の一つであるバスケットボールとして現在も活かされています。また、英語も特技としています。

趣味は多岐にわたり、水泳、韓国語、体操、ダンスなどが挙げられます。これらの幅広い興味や特技は、俳優としての表現力や役作りに繋がっていると考えられます。

出演歴

宮原奨伍は、テレビドラマ、映画、舞台、CMと、多方面で活躍しています。

テレビドラマ

テレビ出演はバラエティに富んでおり、JCNプラスチャンネルの「QVCショッピングを超えてゆく」をはじめ、テレビ東京系の「空の港で。それぞれのエアポート物語」第8回では新郎役を演じました。毎日放送「あり得ない!」第9話「通夜の前日」ではアラタ役、BS-TBS「松本清張特別企画 一年半待て」では余田役を務めています。WOWOWプライムの連続ドラマW「天の方舟」#4では橋爪役を演じるなど、硬派な作品にも登場。TBS系の月曜ゴールデンや月曜ミステリーシアターといった人気シリーズにも出演し、「確証〜警視庁捜査3課」第7話では佐々部淳役を演じました。「名もなき毒」第3話にも出演しています。さらに、NHKの大河ドラマ「麒麟がくる」（2020年）では、第25回、第26回、第28回に三好長逸役として出演し、時代劇においても存在感を示しました。

映画

映画作品では、2005年公開の「逆鱗組七人衆」に七人衆の一員であるショウタ役で出演。2013年公開の「とびだせ新選組!」では、主役級の沖田総司役を演じ、その演技力が注目されました。2019年公開の「一粒の麦 荻野吟子の生涯」では、稲村貫一郎役を担っています。

舞台

舞台活動は宮原のキャリアにおいて非常に重要な位置を占めています。2015年末から2016年初頭にかけて上演された銀岩塩 VOL.1「ジアース アート ネオライン 神聖創造物」には日替わりゲストとして参加。2017年上演の東京ハイビーム・四谷天窓提携企画ロングラン公演「私を殺して...」では主演を務め、細見大輔、久下恭平、本家徳久とのクワトロキャスト形式で長期にわたり観客を魅了しました。2019年には博品館劇場で上演された新・古事記ミュージカル「天の河伝説」に出演し、紗月（ツキヨミ）役を演じています。2021年にはシアターコクーンでのCOCOON PRODUCTION「泥人魚」に参加するなど、著名な劇場での公演経験も豊富です。

近年も精力的に舞台に立っており、2024年には新宿シアタートップスでの「すいません、どうかしてました。」、下北沢ザ・スズナリでの「ネムレナイト」に出演。特にシアター・アルファ東京での〜新感覚つかこうへい〜「熱海殺人事件」では主演の木村伝兵衛役を、三越劇場での「リア王2024」では上演台本・演出・主演を務める横内正氏のもと主要な役を演じるなど、主演や重要な役に抜擢される機会が増えています。2025年にはあうるすぽっとでの「鬼神の影法師 -千年双月篇-」、2026年には紀伊國屋ホールでの「熱海殺人事件・売春捜査官」への出演も予定されており、今後の舞台活動にも期待が寄せられています。

CM

CMでは、2017年より明治の「大人のきのこの山」「大人のたけのこの里」6秒動画シリーズ「大人のチョコスナック6秒劇場『きの子と竹彦』」に竹里竹彦役で出演し、コミカルな演技も披露しています。

多才な特技と幅広い表現力で、様々な役柄を演じ分ける宮原奨伍。今後のさらなる活躍が注目される俳優です。

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