宮城県道1号古川佐沼線

宮城県道1号古川佐沼線

宮城県道1号古川佐沼線は、宮城県大崎市を起点とし、登米市に至る主要地方道です。この路線は、地域の発展に大きく貢献しており、多様な表情を見せるルートが特徴です。

概要

この県道は、大崎市古川城西の国道4号、国道347号の交点から、登米市迫町佐沼の国道346号交点を結ぶ本線と、栗原市瀬峰と登米市迫町中江を結ぶバイパスで構成されています。路線名にある「古川」は、大崎市を構成する旧古川市、「佐沼」は登米郡の旧佐沼町に由来します。

路線データ

起点：大崎市古川城西
終点：登米市迫町佐沼大橋東詰
実延長：40.1588 km

歴史

1954年（昭和29年）：主要地方道古川佐沼線として指定
1993年（平成5年）：主要地方道に再指定、県道番号が1号に変更
2009年（平成21年）：栗原市瀬峰のバイパス事業が完成
2020年（令和2年）：登米市南方町のバイパス区間で歩道設置が完了

路線状況

本線

大崎市内: 古川城西交差点を起点に、旧陸羽街道を経由。古川市街地では、無電柱化や拡幅事業が進められています。
栗原市内: 国道4号から分岐し、旧高清水町中心部を経由。旧瀬峰町市街まではほぼ一直線。JR東北本線を跨線橋で越えるとバイパス区間に入り、沿道には工業団地が広がります。
登米市内: オランダ風車がシンボルの長沼フートピア公園を経由。迫町の北方地区から佐沼地区に入ると店舗が増え、登米市の中心市街地を形成します。

バイパス

栗原市瀬峰から登米市迫町中江までを結びます。このルートは、かつて仙北鉄道の軌道であり、バス専用道路を経て県道となりました。旧南方町の飯島バス停周辺からロードサイド店舗が増え、登米市の商業地を形成しています。

起点：栗原市瀬峰富根岸
終点：登米市迫町中江
延長：11.9 km

重複区間

国道4号（大崎市古川荒谷 - 栗原市高清水松ノ木）
宮城県道175号田尻瀬峰線（栗原市瀬峰大里 - 同市瀬峰桃生田）
宮城県道29号河南築館線（栗原市瀬峰下田 - 同市瀬峰橋東詰）

バイパス

宮城県道237号瀬峰豊里線（栗原市瀬峰富根岸 - 登米市南方町西郷）

道の駅

道の駅みなみかた（バイパス）

24時間交通量

大崎市古川江合本町一丁目：15,191台（令和3年度）

地理

通過する自治体

大崎市
栗原市
登米市

沿線の施設

醸室
なのかまち交流プラザ
宮城県古川工業高等学校
栗原市栗原消防署南出張所
栗原市立瀬峰小学校
栗原市立栗原南中学校
JR東北本線　瀬峰駅
瀬峰郵便局
ホクエツ宮城宮城工場
長沼フートピア公園
長沼ボート場
長沼温泉
兵粮山
宮城県警察佐沼警察署
津島神社
宮城県登米合同庁舎
光ヶ丘球場

バイパス区間

南方総合運動場
南町後屋敷待井共同墓地
登米市役所南方庁舎
* イオンタウン佐沼

宮城県道1号古川佐沼線は、地域の歴史、文化、産業を繋ぐ重要な道であり、これからも地域住民の生活を支え、地域経済の発展に貢献していくことが期待されます。

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