宮城県道235号荒井荒町線

宮城県道235号荒井荒町線は、宮城県仙台市若林区荒井を起点とし、青葉区五橋二丁目を終点とする一般県道です。

区間

起点：若林区荒井字堀添（荒井土地区画整理事業地内、若林区役所七郷行政サービスセンター前。宮城県道137号荒浜原町線との交点）
終点：青葉区五橋二丁目（国道286号愛宕上杉通りとの交点）

主な交差道路

国道4号仙台バイパス（若林区かすみ町）
宮城の萩大通り（若林区一本杉町）

※JR東北本線（宮城野貨物線）とは若林区役所西側で立体交差しています。

特徴

この県道は、仙台市都心部と若林区の荒井・六丁の目地区を結ぶ重要な役割を担っています。全線にわたり片側1車線で、特に中心部では直角コーナーや狭隘な区間が多く存在しますが、バス路線としても利用されているため、交通量は比較的多いです。また、若林区役所の前を通過するため、その周辺は特に交通が集中する傾向があります。

国道286号の上り方面から当路線へ向かう場合（愛宕大橋方面から若林区荒町方面へ）、終日右折が禁止されています。これは、交通の円滑化と安全確保を目的とした措置です。

歴史的背景

南鍛冶町のクランクより西側は、若林城および若林城下町建設時からの旧奥州街道に相当します。この区間には、御譜代町の荒町（現在の荒町商店街）や毘沙門堂など、江戸時代からの歴史を持つ建造物や地名が残っています。これらの歴史的な要素が、この道路に独特の趣を添えています。

若林区役所から東側は、かつて足軽町であった三百人町、保春院前丁と続いています。これらの地域も、仙台の歴史を物語る重要な場所です。

若林区役所から東へ進むと、一本杉町、中倉、遠見塚を経て、仙台バイパスに接続します。

その他

この道路は、宮城県の道路網の一部として、地域住民の生活や経済活動を支える重要な役割を果たしています。しかし、狭隘な区間や交通量の多さなど、改善すべき課題も抱えています。今後の道路整備によって、より安全で円滑な交通が実現されることが期待されます。

関連事項

宮城県の県道一覧
東北地方の道路一覧

もう一度検索