宮城県道61号涌谷津山線

宮城県道61号涌谷津山線について

宮城県道61号涌谷津山線は、宮城県遠田郡涌谷町を起点とし、登米市津山町に至る主要地方道です。総延長は18,658.3メートルに及び、地域の交通ネットワークにおいて重要な役割を担っています。

概要

この路線は、1993年5月11日に建設省によって主要地方道に指定されました。その後、1994年3月18日に宮城県によって正式に県道61号「涌谷津山線」として路線認定されました。この認定に伴い、旧一般県道であった涌谷登米線と河南津山線が廃止されました。

2007年6月9日には、三陸自動車道桃生津山ICが開通し、当路線と接続されました。これにより、地域間のアクセスが大幅に向上しました。さらに、2014年3月29日には、登米市豊里町内でJR気仙沼線の下町跨線橋を含む下屋浦地区バイパスが供用開始され、交通の円滑化に貢献しています。

路線状況

当路線は、以下の県道および国道と重複する区間があります。

宮城県道29号河南築館線：涌谷町猪岡短台 - 涌谷町吉住
宮城県道21号河南米山線：登米市豊里町上町裏 - 石巻市桃生町寺崎
宮城県道30号河北桃生線：石巻市桃生町寺崎地内
国道342号：登米市津山町柳津地内

地理

この路線は、以下の自治体を通過します。

遠田郡涌谷町
石巻市
登米市

交差する道路

主要な交差点では、以下の道路と接続しています。

国道346号（遠田郡涌谷町涌谷、起点）
宮城県道29号河南築館線（登米市豊里町上町裏）
宮城県道29号河南築館線（石巻市桃生町寺崎）
宮城県道21号河南米山線・宮城県道257号河南登米線（登米市豊里町新田町）
宮城県道21号河南米山線（石巻市桃生町寺崎）
宮城県道30号河北桃生線（石巻市桃生町寺崎）
三陸沿岸[[道路]] 桃生津山IC（石巻市桃生町倉埣）
国道342号（登米市津山町柳津）
国道45号（登米市津山町柳津、終点）

沿線の施設

沿線には、以下の施設があります。

イオンスーパーセンター涌谷店
JR気仙沼線
陸前豊里駅
柳津駅
登米市立豊里小中学校
豊里水辺の公園
脇谷閘門、鴇波水門（新旧北上川の分岐点）
北上川河川歴史公園
津山郵便局
登米市津山総合支所

歴史

この道路は、1993年に主要地方道に指定され、1994年に県道として認定されました。その後、三陸自動車道との接続やバイパスの整備が進められ、地域交通の利便性向上に貢献しています。

関連項目

* 宮城県の県道一覧



この路線は、地域の経済や生活を支える重要なインフラとして、今後もその役割を担い続けるでしょう。

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