寺尾直樹

寺尾直樹：気象予報士、防災士、そして愛されるキャスター

寺尾直樹氏は、1965年神奈川県横浜市生まれ。気象予報士、防災士として、NHK名古屋放送局の契約キャスターとして活躍する人物です。長年にわたる経験と確かな知識、そして温かい人柄で、多くの視聴者から親しまれています。

キャリア

大学卒業後、伊藤園に勤務した後、1992年にウェザーニューズに入社。営業職として名古屋や幕張で勤務した後、報道気象、放送気象担当としてキャリアを積みました。気象予報士試験には10回挑戦し、1999年に晴れて合格。CS放送やケーブルテレビ向け番組の制作、キャスターなども担当しました。

2001年にはNHK-BS1『地球天気予報』に出演。2002年から2009年までNHK名古屋放送局の契約キャスターとして、ニュース番組『ほっとイブニング』などで気象情報を伝えました。同番組では、「お天気寺子屋」、「寺尾直樹の寺きん」といった人気コーナーも担当し、視聴者から高い支持を得ていました。

2009年からは7年ぶりにウェザーニューズ・グローバルセンターに戻り、24時間動画生放送『SOLiVE24』で天気解説を担当。同番組では「アニキ」の愛称で親しまれ、その人気は社内全体に広がりました。2010年2月、ウェザーニューズを退社。チリ地震による大津波警報の発令時には、SOLiVE24最後の出演番組で緊急速報の放送に携わりました。

同年3月にはNHK名古屋放送局に復帰。現在も同局で気象情報を担当し、視聴者に分かりやすく、正確な情報を届けています。

人物像

小学生の頃から雪が好きで、天気への関心を持ち始めたという寺尾氏。趣味は国内旅行です。『SOLiVE24』出演時には眼鏡を着用することがあり、近年は着用頻度が増えています。自身で影の長さを夏至と冬至で計測したというエピソードも。身長177cm。

2009年の台風9号接近時は『SOLiVE24』の特別体制放送で進行を担当。駿河湾地震発生時には緊急地震速報をいち早く伝え、その迅速な対応は社内報でも取り上げられました。また、ウェザーニューズのイベント「ソラトモパーティー」にも出演経験があります。

出演番組

NHK名古屋放送局

『まるっと!』（気象情報）
気象情報（東海北陸ブロックネット）
* その他、台風接近時や大雨など重大な災害が予想される場合のニュース番組

過去の出演番組

NHK名古屋放送局（1度目）時代、ウェザーニューズ『SOLiVE24』関連番組、NHK名古屋放送局（2度目）時代の番組など、多数の番組に出演経験があります。

まとめ

寺尾直樹氏は、長年の経験と深い専門知識、そして温かい人柄で、多くの人々に信頼される気象予報士です。災害時の迅速な情報発信や、視聴者参加型のコーナーなど、その活動は多岐に渡り、常に視聴者にとって分かりやすく、役立つ情報を届けることを心がけています。これからもその活躍に期待しましょう。

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