寺崎舞織

寺崎舞織（てらさき まおり）

1998年2月20日生まれ、鹿児島県鹿屋市出身の女子競輪選手。旧姓は内村。日本[[競輪選手会]]福井支部所属。父は元競輪選手の内村豪、夫も同じく競輪選手の寺﨑浩平。

経歴

小学生時代は水泳、中学時代までは陸上競技に取り組んでいたが、高校進学後に父の影響で自転車競技を始める。南大隅高校ではロードレースなど中長距離種目で活躍し、2015年にはアジア・ジュニア自転車競技選手権大会に日本代表として出場。同年の全国高等学校選抜自転車競技大会ではケイリンで完全優勝を果たし、ガールズケイリンを目指すことを決意した。

翌年のアジア・ジュニア自転車競技選手権大会では、チームスプリントで銀メダル、ケイリンで銅メダルを獲得。2016年、競輪学校に第112回生として合格し、在校成績は7位。卒業記念レースでは1着も記録した。練習拠点は、ガールズケイリンの強豪選手が集まる藤田剣次の元へ入門し、久留米競輪場とした。デビュー時の登録地は福岡県。

デビュー直前の2017年6月に練習中の落車事故で、肋骨骨折、右鎖骨骨折、肺気胸を負い、デビューが遅れるも、同年8月30日に広島競輪場でデビュー。2018年1月にはガールズケイリンコレクショントライアルレース決勝で3着に入り、ガールズケイリンコレクション2018平塚ステージへの出場権を獲得。

その後も安定して決勝戦に進出していたが、同年1[[2月2日]]、福井競輪場で念願の初優勝を飾る。2019年には2度の優勝を重ねるが、同年5月の落車で左肘を骨折。復帰後の8月には川崎アーバンナイトカーニバルで優勝。同年11月には通算4度目の優勝を飾るも、怪我の影響でガールズグランプリトライアルレースの出場権は逃してしまう。

2021年8月、同じく競輪選手の寺﨑浩平と結婚。同年8月30日付けで福井支部に移籍し、妊娠が判明したため産休に入った。同年12月、登録名を寺崎舞織に変更。

競走スタイル

デビュー当初は自在選手として位置取りの巧さを生かしたレース展開をしていたが、上位選手との差を感じたことから、現在は先行を基本とした自力選手として活躍している。

エピソード

中学時代は陸上の中長距離種目に取り組んでおり、東京オリンピック女子マラソン日本代表の一山麻緒と同じレースに出場した経験を持つ。
甲殻類アレルギーがあり、魚介類が苦手。

その他

名字の『さき』は正しくは『﨑』（つくりが「立」）である。
師匠は藤田剣次。

外部リンク

* 選手情報： 寺崎 舞織 - KEIRIN.JP

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