寺田寿

寺田 寿（てらだ ひさし）について

寺田寿は1950年9月16日生まれで、北海道で育ったプロゴルファーです。彼は、若干21歳の時にゴルフを始め、1975年にはプロとしてのキャリアをスタートさせました。プロ入りしてからの活躍は目覚ましく、数多くのトーナメントで高い成績を収めています。

来歴

寺田は利尻高校を卒業し、すぐにゴルフのキャリアを歩み始めました。デビュー当初から彼の技術は注目され、特に1976年に行われたヤングライオンズでの最終日に68を記録し、入江勉や高井吉春、野口茂と並んで第7位に入ったことが印象的です。

1978年の関西オープンでは初日を井上久雄、渡辺修、川上実と並び8位タイでスタートし、2日目には寺本一郎と並んで9位タイにまで上昇しました。そして1986年には水戸グリーンオープンにおいて、友利勝良に次いで2位に入るなど、彼のパフォーマンスは年々向上していきました。

1988年には同大会で青木基正に続く3位タイという好成績を収めたほか、デサント大阪オープンでも初日と最終日に69をマークし、計4位タイに入賞するなど、シーズンを通して安定した成績を残しました。

1991年には関西PGAフィランソロピートーナメントタケダカップで念願の優勝を果たし、その後1995年にはPGAフィランソロピートーナメントをもってレギュラーツアーからの引退を決意しました。彼の長いキャリアの中での成果は、ファンからも高く評価されています。

シニア時代の活躍

引退後もゴルフとの関係を断つことはなく、2014年には関西プログランドシニアでの挑戦がありました。この大会では、ショットの調子は良かったものの、グリーン上でのパッティングに課題を抱える場面も見受けられました。それでも彼は、プレーオフの2ホール目でバーディを獲得し、見事にシニア初勝利を収めました。

現在、寺田寿は青山台ゴルフ倶楽部および姉妹コースの篠山ゴルフ倶楽部でラウンドレッスンを行っており、青山ゴルフ練習場では個人レッスンも担当しています。彼の経験と知識を生かして、今も多くのゴルファーに影響を与え続けています。

主な優勝

• - レギュラー

1991年 - ’91関西PGAフィランスロピートーナメントタケダカップ

• - シニア

2014年 - 関西プログランドシニア

寺田寿は、プロゴルファーとして多くの成功を築き上げ、後進の指導にも力を入れている選手です。彼の功績は今後もゴルフ界に残り続けることでしょう。

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