小古曽駅

小古曽駅について

小古曽駅（おごそえき）は、三重県四日市市小古曽二丁目にある四日市あすなろう鉄道内部線の駅です。この駅は、1922年に開業され、当初は三重鉄道の終点として設立されました。

歴史的な変遷

小古曽駅は、1922年1月10日に三重鉄道の日永 - 小古曽間の開通とともにその終着駅として設立されました。開業当初は支線の駅でしたが、同年6月21日に鈴鹿支線が内部駅まで延伸され、途中駅となりました。1944年1月には営業が休止されましたが、1959年5月に0.1キロメートル移設され、三重交通の駅として再び営業を再開しました。

その後、1964年2月1日に三重交通の鉄道事業が分離譲渡された後、三重電気鉄道の駅となり、1965年4月1日には近畿日本鉄道の駅に編入されました。さらに2015年4月には四日市あすなろう鉄道に移管され、駅の施設は四日市市に属しています。2021年8月21日より、ICカード「ICOCA」の利用も可能となりました。

駅の構造

小古曽駅は単式ホームを有する地上駅で、ホームは線路の西側に位置し、有効長は3両分です。この駅は棒線駅であり、内部行きと四日市行きの両方の列車が同じホームに到着します。改札口はホームの内部寄りにありますが、IC改札機を除いて検札は行われません。

当駅はあすなろう四日市駅によって管理される無人駅ですが、内部線内では唯一自動券売機がないため、乗車する際は注意が必要です。乗車する際には、内部線の途中駅や西日野駅で降車する場合は車内で、さらに内部駅やあすなろう四日市駅で降車する場合は駅窓口にて精算をする必要があります。

乗降人員の推移

近年の小古曽駅の1日あたりの乗降人員を見てみると、2012年11月には323人、2010年11月には325人といったデータが記録されています。さらに、その数値は年度によって変動があり、始めて小古曽駅の利用者数の推移を示すことが重要です。

駅周辺の特徴

駅の西側には昔ながらの住宅街が広がっており、ちょっと離れた場所には神社があります。また、旧東海道がこの神社に至る道と交差しています。一方、駅の東側には田畑や運送業の倉庫があり、さまざまな民家が点在しています。また、国道もこのエリアを通過しています。

地元の名所

• - 小許曽神社
• - 観音寺
• - 国道1号（駅付近で国道25号と重複）
• - 三重県道103号四日市鈴鹿線
• - 三重県道407号三畑四日市線
• - 旧東海道

隣接する駅

四日市あすなろう鉄道内部線では、追分駅と内部駅が小古曽駅の隣の駅になります。

小古曽駅はその歴史的背景と周辺環境によって、地域住民や観光客にとって重要な交通拠点となっています。

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