小川エレナ

小川エレナは、1962年7月4日生まれの元タレント、モデル、女優です。本名はELENA金谷DEJAVING。東京都渋谷区出身で、かつてはオスカープロモーション、ホワイトルーム、JEANといった事務所に所属していました。

父親がフィリピン人、母親が日本人のハーフというルーツを持ちます。しかし、1981年の時点ではフィリピンへ行ったことがないと語っていました。中学3年生の頃に東京・銀座でスカウトされ、当初は普通の生活を望んでいましたが、母親の勧めでモデルとしてデビュー。その後、『JJ』の表紙を飾るなど、トップモデルとして活躍しました。東京都立青山高等学校を卒業しています。

両親は英語が堪能でしたが、小川自身は英語を話すことができなかったそうです。ファンレターを英語で受け取っても、内容を理解できなかったというエピソードも残っています。1982年には旅行会社のスキーツアーのポスターモデルを務め、1980年代後半までグラビアなどでも活動していました。1990年8月には平浩二とのデュエットシングル『デュオ・ランバダ』をリリース。1991年には『GORO』で「これで最後」と題したグラビアを披露するなど、1990年代前半までは活動が確認できますが、その後は公の場に姿を見せていません。

1980年から1981年当時に公表されていたプロフィールによると、身長は165cm、B83cm、W60cm、H87cmでした。スポーツ好きで、テニス、ローラースケート、バレーボール、バドミントン、エアロビクス、スキューバダイビングなど、様々なスポーツをこなしていました。特にローラースケートは小学生の頃から得意だったようです。また、バックギャモンやビリヤードなどのゲーム、そして自動車も好きで、ロッド・スチュワートのファンであると公言していました。

音楽業界との関わりもあり、1981年6月21日に発売された角松敏生1作目のアルバム『SEA BREEZE』収録曲『Elena』は、小川エレナへの憧れから作られた曲として知られています。

主な出演作品

テレビドラマ
俺たちの祭（日本テレビ）- 第20話ゲスト、女性歌手 役
燃えろアタック（テレビ朝日）- 水木良子（マネージャー）役
テレビバラエティ
11PM（日本テレビ）- 月曜カバーガールとしてレギュラー出演
Do!スポーツ（テレビ東京）- 「ソフィー&エレナ」の“Do!Sports Gals”（アシスタント）としてレギュラー出演

CM

富士フイルム
電電公社
BIG BOX
ロッテリア

小川エレナは、その美貌と才能で1980年代のエンターテインメント業界を彩った一人です。モデル、タレント、女優として幅広い分野で活躍し、多くの人々に記憶されています。

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