小川哲哉:声で彩った昭和・平成のエンターテイメント
小川哲哉(おがわ てつや、
1942年2月24日 - )は、日本の名
アナウンサー、司会者、ナレーターです。その重厚感のある
バリトンボイスは、多くの人々に親しまれ、テレビ、ラジオ、イベントなど幅広い分野で活躍しました。
若き日の情熱とTBSでの飛躍
東京都出身の小川は、
早稲田大学政経学部を卒業後、
1965年4月にTBSに
アナウンサーとして入社しました。同期には、今村稔、車尾具昭、
五味陸仁といったそうそうたるメンバーが名を連ねています。入社後は、ラジオ局放送部、テレビ編成局アナウンス部、報道局ニュース取材部など、様々な部署を経験し、
アナウンサーとしての基礎を築きました。
1970年代には、『輝く!
日本レコード大賞』のサブ司会や『速報!
日本レコード大賞』の司会を担当し、その軽快な話術で多くの視聴者を魅了しました。また、TBSの看板番組であった『テレビ祭り
4月だョ!全員集合』・『テレビ祭り10月だョ!全員集合』では、スタジオナレーションを担当し、番組を盛り上げました。
1972年9月、小川はTBSを退社し、高橋圭三プロダクションに移籍。その後、独立して小川哲哉プロダクションを設立し、フリー
アナウンサーとしての活動をスタートさせました。テレビ、ラジオ出演はもちろんのこと、イベント、パーティー、結婚披露宴など、様々な場所で司会を務め、その卓越した話術で場を盛り上げました。
テレビコマーシャルでは、数多くのキャッチナレーションを担当し、その声は多くの人々に親しまれました。また、『
日本レコード大賞』や『ザ・チャンス』、『
決定!全日本歌謡選抜』、『小川哲哉のぶっちぎりラジオ』など、数々の人気番組を担当し、その軽快な話術で多くのファンを獲得しました。
多岐にわたる活躍と後世への影響
小川哲哉は、
アナウンサー、司会者、ナレーターとしてだけでなく、映画の吹き替えや書籍の監修など、多岐にわたる分野で才能を発揮しました。
その温かい人柄と卓越した話術は、多くの人々に感動と笑顔を届け、日本のエンターテイメント史に大きな足跡を残しました。
主な出演番組
ダイヤモンド・ハイウェイ(TBSラジオ)
パックインミュージック(TBSラジオ)
歌の明星(TBSラジオ)
歌謡天国(TBSラジオ)
クラウンレコード1万円クイズ(TBSラジオ)
速報!JRN歌謡ベストテン(TBSラジオ)
ゴーゴーヤング(TBSラジオ)
TODAY(TBSラジオ)
輝く!日本レコード大賞(TBSテレビ)
あの虹をつかもう(
TBSテレビ)
JNNニュースショー(TBSテレビ)
SONY BCLジョッキー(TBSラジオ)
はーい!アグネス(NET・毎日放送)
決定版!あなたをスターに!(NET)
輝く!日本レコード大賞(TBSテレビ)
ホリプロタレントスカウトキャラバン(
テレビ朝日)
オールスター紅白大運動会(フジテレビ)
テレビ祭り
4月だョ!全員集合、テレビ祭り10月だョ!全員集合(TBS)
決定!全日本歌謡選抜(文化放送)
おはよう!こどもショー(日本テレビ)
輝く!日本レコード大賞(TBSテレビ)
日本有線大賞(
TBSテレビ)
ザ・チャンス!(TBSテレビ)
歌謡ワイド速報!!(
テレビ朝日)
ザ・ヒットパレードスペシャル 小川哲哉の歌謡曲で全力投球!(TBSラジオ)
ザ・ヒットパレード 毎日がベストテン(TBSラジオ)
ヒット歌謡ジョッキー(テレビ東京 / BMC)
スターハイライト(
TBSテレビ)
夜はともだち(TBSラジオ)
でっかくいこう(TBSラジオ)
小川哲哉のぶっちぎりラジオ(TBSラジオ)
古本新之輔 ちゃぱらすかWOO!(
文化放送)
小川哲哉の真昼の歌謡大作戦!(ラジオ関東・ラジオ日本)
小川哲哉の演歌で行こう!(ラジオ日本)