小川町駅 (東京都)

小川町駅の概要

小川町駅（おがわまちえき）は、東京都千代田区神田小川町一丁目に位置する、東京都交通局が運営する新宿線の地下駅です。駅番号はS 07となっており、多くの利用者にとって重要な交通拠点となっています。

接続路線

小川町駅は、他の鉄道路線との接続も魅力の一つです。具体的には、東京地下鉄（東京メトロ）の丸ノ内線の淡路町駅や千代田線の新御茶ノ水駅との連絡が行われています。これにより、都内を移動する際の利便性が高まっています。

駅の歴史

この駅は1980年（昭和55年）3月16日に開業しました。その後、2007年（平成19年）からはICカード「PASMO」の利用も可能になり、より便利なアクセスが実現しました。

駅構造

駅の構造は島式ホームを有し、1面2線が設置されています。淡路町方面への改札口がすぐ隣には丸ノ内線淡路町駅の改札があり、このためのりば番号は3・4番線が当駅からの続きとなるように設定されています。このため、一見すると1・2番線が存在しないように感じられます。

駅の設備と利用状況

小川町駅には、利用者が便利に感じるファミリーマートが新宿寄りの改札外に設置されています。2022年度のデータによれば、当駅の1日平均乗降者数は62,423人に達しており、その内訳は乗車人員が31,014人、降車人員が31,409人と、毎日多くの人々が利用していることが伺えます。近年もこの数字は安定した推移を見せています。

駅周辺の施設

小川町駅の周辺には、神田駅や警視庁神田警察署、千代田区役所神田公園出張所、さらには数校の高等学校や郵便局など多くの公共施設が集まっています。また、商業施設としてKANDA SQUAREやワテラスなどがあり、駅周辺には訪れる価値のあるスポットが多く存在します。さらに、靖国通りや外堀通りといった主要道路も近く、多方面へのアクセスが容易です。

バス路線

バス路線も充実しており、日立自動車交通の「小川町交差点」停留所がA7出入口付近に位置しています。このルートは千代田区の「風ぐるま」内の神田ルートに接続され、周辺の地域へもアクセスが可能となっています。

重要な交通ターミナル

2019年（平成31年）3月からは、東京メトロ副都心線の直通運転が埼玉県比企郡の小川町にある同名の小川町駅まで拡大され、東京の地下鉄路線図には二つの「小川町」が掲載されるようになりました。このため、新宿三丁目駅からは両方の小川町駅への直通列車が設定されるようになりました。PASMOやSuicaの利用者にとっては、埼玉県の小川町駅と識別するために「都小川町」と表記されるシステムが導入されています。

隣駅情報

小川町駅の隣の駅は、急行列車が通過する神保町駅（S 06）と、各駅停車が停車する岩本町駅（S 08）です。これにより、小川町駅は都営新宿線の主要な交通路としての役割を果たしています。

このように、小川町駅は都内の交通を支える重要な駅であり、その周辺にはさまざまな施設やサービスが揃っていることから、多くの人に利用され続けています。

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