小諸宿本陣主屋
小諸宿
本陣主屋は、
長野県小諸市にある歴史的建造物です。
江戸時代、北国街道の宿場町として栄えた小諸宿において、
大名や
公家などの要人が宿泊する
本陣の主屋として利用されていました。
概要
この建物は、北国街道沿いに位置し、加賀百万石の
大名行列をはじめ、多くの
大名が利用した小諸宿の
本陣として重要な役割を果たしました。主屋の玄関には、精巧な彫刻が施され、
駕籠から直接入れるように式台が設けられています。また、内部には貴人が宿泊した上段の間があり、当時の様子を偲ぶことができます。
1878年(明治11年)には、
佐久市の桃源院に移築され、本堂や庫裡として利用されました。その後、
1995年(平成7年)に小諸市に寄贈されたことで、現在地に移築再建され、1997年(平成9年)7月に歴史資料館として一般公開されました。
2005年より一時休館していましたが、
2013年4月から2023年3月まで、NPO法人こもろの杜による指定管理により歴史資料館として運営されていました。
2023年(令和5年)11月23日には、藤屋御本陳が同施設を活用した飲食施設「KOMORO HONJIN OMOYA」をオープンしました。
所在地
〒384-0031
長野県小諸市大手1-6-14
交通アクセス
周辺施設
- - 小諸宿 問屋場 - 国の重要文化財。本陣主屋から徒歩1分。
- - 脇本陣
- - 懐古園
- - 小諸市立郷土博物館
その他
小諸宿
本陣主屋は、
江戸時代の
建築様式を今に伝える貴重な文化遺産であり、小諸市の歴史を語る上で欠かせない存在です。歴史資料館として公開されており、当時の様子を知ることができます。また、隣接する飲食施設「KOMORO HONJIN OMOYA」では、歴史的な空間の中で食事を楽しむことができます。
外部リンク
この情報は、小諸宿
本陣主屋の歴史や特徴、周辺施設、アクセス情報などを網羅的にまとめたものです。小諸市を訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてください。