山佳駅

山佳駅（シャンジャーえき、さんかえき）は、台湾新北市樹林区に位置する台湾鉄路管理局縦貫線の駅である。この駅には区間車のみが停車する。

歴史

山佳駅の歴史は古く、1903年10月7日に山仔脚駅として開業した。その後、1920年10月1日に山子脚駅と改称され、1931年6月20日には駅舎が竣工した。さらに、1962年4月1日に現在の山佳駅へと改称された。

駅周辺の開発も進み、2001年8月には駅周辺の不法住宅（バラック）が撤去され、駅前広場が整備された。2011年9月20日には新しい橋上駅が使用開始され、利便性が向上した。そして、2017年2月18日には修復を終えた旧駅舎が公開され、歴史的な価値を伝える施設として活用されている。

駅構造

現在の山佳駅は、島式ホーム2面4線の橋上駅である。かつては単式ホームと島式ホームが各1基、そして各ホームの間に待避線が設置された地上駅だった。当時は、ホーム間を連絡する地下道や跨線橋はなく、踏切により通行していた。2011年の新駅舎竣工に伴い、1931年に建築された旧駅舎の使用は終了したが、新北市の古跡に指定され、保存されることとなった。これにより、駅の歴史を今に伝える貴重な遺産となっている。

利用状況

（具体的な利用状況のデータは提供されていません。）

駅周辺

駅周辺には、以下の施設や自然がある。

大漢渓
新北市立育徳国民小学

隣の駅

台湾鉄路管理局

縦貫線北段

南樹林駅 - 山佳駅 - 鶯歌駅

脚注

（脚注の内容は省略）

出典

（出典の内容は省略）

参考文献

片倉佳史『台湾に残る日本鉄道遺産』交通新聞社、2012年、178-181頁。ISBN 9784330269122。

関連項目

台湾の鉄道
台湾鉄路管理局

外部リンク

公式時刻表と駅>駅と周辺情報>山佳>1060 山佳 （繁体字中国語）（英語）（日本語）)
山佳車站 - ウェイバックマシン（2010年11月29日アーカイブ分） 台湾鉄路管理局台北運務段 （繁体字中国語）

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