山口県道283号青海島線

山口県道283号青海島線は、長門市仙崎から同市通を結ぶ一般県道です。その名の通り、青海島内を縦断する主要な道路であり、島の美しい自然と景観を堪能できます。

概要

起点は仙崎港にほど近い青海大橋の南詰で、山口県道56号仙崎港線と接続しています。そこから青海島の南東岸に沿ってルートが設定されており、東端の長門市通が終点となります。

1965年に完成した青海大橋（全長260m）によって、青海島は本土と陸続きになりました。これにより、県道283号線は島へのアクセスを飛躍的に向上させ、観光や地域住民の生活に大きく貢献しています。

路線データ

起点：長門市仙崎（青海大橋南詰、山口県道56号仙崎港線起点）
終点：長門市通

路線状況

県道283号線は、途中の静ヶ浦で車を駐車場に停めて、青海島の北岸部を観光することも可能です。ただし、北岸部には林道があるのみなので注意が必要です。道中には急勾配や急カーブが存在しますが、全体的には道路状況は良好に保たれています。

道路施設

橋梁：青海大橋（長門市）

地理

通過する自治体は長門市のみです。

周辺情報

県道283号線沿いには、以下のような観光スポットや施設があります。

仙崎港：新鮮な海の幸が楽しめる港。
青海島高山オートキャンプ場：自然を満喫できるキャンプ場。
青海島キャンプ場：手軽にキャンプを楽しめる施設。
夏みかん原樹：山口県名産の夏みかんの原木。
青海島海水浴場：夏には海水浴客で賑わう。
向岸寺：鯨の胎児を葬った珍しい鯨墓がある寺。
くじら資料館：鯨に関する資料を展示。


かつて存在した施設

海上レストラン紫津浦：かつてはブリの養殖場の一角に作られたレストランがありましたが、養殖場の閉鎖に伴い閉館しました。

青海島の魅力

青海島は、変化に富んだ海岸線と豊かな自然が魅力の島です。県道283号線は、この島の主要な観光スポットを結び、訪れる人々に快適なドライブを提供しています。四季折々の風景を楽しみながら、青海島の魅力を満喫してください。

関連項目

青海島
* 山口県の県道一覧

もう一度検索