山崎帝國堂

株式会社山崎帝國堂について

株式会社山崎帝國堂は、千葉県柏市に本社を置く製薬会社です。明治21年（1888年）に、創業者である山崎嘉太郎が東京府東京市神田区に「山崎帝國堂薬房」を創業したのが始まりです。当初は売薬・化粧品を扱っていましたが、その後、便秘薬「腹内毒掃丸」（現在の「複方毒掃丸」の前身）を主力商品として全国展開を遂げました。

歴史

創業当初は、東京の支舗「山崎太陽堂」、大阪の支舗「山崎兄弟商会」や九州支舗を設立するなど、積極的に事業を拡大しました。新聞広告などの宣伝戦略も功を奏し、「腹内毒掃丸」の売り上げを大きく伸ばしました。大正10年（1921年）には、後に国民的作家となる吉川英治が広告文案係として在籍していたこともあります。

大正11年（1922年）に株式会社山崎帝國堂に改組してからも、便秘薬を中心に事業を展開。現在では、水虫薬や殺鼠剤なども販売しています。以前はカルシウム剤「タチカワ電解カルシウム」の製造販売も行っていましたが、現在は関連会社の森田薬品工業株式会社が販売しています。

創業の地である秋葉原で105年間生産を続けていましたが、平成5年（1993年）に本社を東京都中央区日本橋へ、工場・研究所を千葉県柏市へ移転しました。その後、日本橋の再開発に伴い、平成24年（2012年）に本社を日本橋室町へ移転し、平成29年（2017年）には工場へ本社機能を再度集約しました。

令和4年（2022年）10月には、新たに老人ホーム紹介サービス「相談室 大樹（たいじゅ）」を開始し、事業の多角化を進めています。

主な商品

医薬品

複方毒掃丸：便秘薬【第2類医薬品】
新ドクソウガンG：便秘薬【指定第2類医薬品】
ドクソウガンE：便秘薬【指定第2類医薬品】
ベルリーナL：便秘薬【第2類医薬品】（製造販売元：日新薬品工業）
フットラック：水虫薬【指定第2類医薬品】（製造販売元：新生薬品）
新ビホナエース：水虫薬【第2類医薬品】（製造販売元：新生薬品）

医薬部外品

ラットライス：殺鼠剤【防除用医薬部外品】（製造販売元：大木製薬）

公式キャラクター

山崎帝國堂には、公式キャラクターとして「さぶろうまる」がいます。さぶろうまるは三歳の虎のキャラクターで、三兄弟の末っ子という設定です。「便秘を解消すること」を使命として活動しています。

その他

山崎帝國堂は、過去にテレビ番組のスポンサーを務めたことがあります。

おとなの漫画（クレジットは毒掃丸本舗）
お昼のゴールデンショー
FNNニュースレポート11:30（1980年代後半）
FNNスピーク（同上）
テレ朝土曜時代劇（一時期）

2003年には、水虫薬「ビホナエース」のテレビCMも展開していました。

関連リンク

山﨑帝國堂ホームページ
こどものベンピ相談室
SHOPどくそうがん
どくそうがん社長ブログ
相談室 大樹（老人ホーム紹介センター）
山崎帝國堂 (@dokusogan) - X（旧Twitter）
山崎帝國堂 (@dokusogan_yamatei) - Instagram
山崎帝國堂 (@dokusogan) - Instagram
山崎帝國堂 (dokusogan) - Facebook
山崎帝國堂 - YouTubeチャンネル

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