山本山大橋

山本山大橋は、新潟県小千谷市の信濃川に架かる国道351号の橋梁で、旭町バイパスの一部を構成しています。橋長は553.8メートルで、市街地の交通緩和に大きく貢献しています。

概要

旭町バイパスは、国道351号の一部として1988年度に事業化され、総事業費70億7千万円をかけて2006年度に完成しました。西詰では西小千谷バイパス（国道117号）と接続しています。

2004年の中越地震発生後、小千谷市街地では復旧関係車両と一般車両の混在により深刻な交通渋滞が発生しました。この状況を打開するため、復興支援の一環として旭町バイパスの開通が当初の予定より1年早められ、2005年2月2日に全長1.4kmが開通しました。

この開通により、旭橋における渋滞長は300メートル減少、また、信濃川を渡る大型車の交通量は、昼間12時間で1400台から2400台へと大幅に増加しました。

構造

山本山大橋は連続箱桁橋で、主径間は3径間です。

橋長: 553.8 m
最大支間長: 100.0 m
幅員: 13.50 m
車道: 8.50 m
歩道: 両側2.50 m
架設工法: TCベント・TRCキャンチレバー工法
床版: RC床版

施工

山本山大橋の施工は、以下の企業によって行われました。

川田工業
栗本鐵工所・東京鐵骨橋梁・トピー工業JV
横河ブリッジ

竣工・開通

竣工: 1999年度（平成11年度）
開通: 2005年（平成17年）2月2日

周辺情報

山本山大橋の周辺には、以下の施設や名所があります。

JR東日本小千谷発電所・新小千谷発電所
山本山

外部リンク

新潟県 長岡地域振興局 地域整備部 小千谷維持管理事務所 - 橋梁管理者
空から見た信濃川・魚野川 - 北陸地方整備局 信濃川河川事務所
* 信濃川 山本山大橋

山本山大橋は、地域住民の生活を支える重要なインフラであり、交通の円滑化、地域経済の活性化に大きく貢献しています。

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