山本幸輝

山本幸輝：屈強なプロップ、日本代表を支える縁の下の力持ち

山本幸輝（やまもと こうき）は、1990年10月29日生まれ、滋賀県出身のラグビー選手です。ジャパンラグビーリーグワンのコベルコ神戸スティーラーズに所属し、ポジションはスクラムの要であるプロップを務めています。

プロフィール

滋賀県で生まれ育った山本選手は、身長181cm、体重116kgという恵まれた体格の持ち主です。その体格を活かした力強いプレーが持ち味で、スクラムの最前線でチームを支えています。ニックネームは「こうき」や「モエ」として親しまれており、親しみやすい人柄も魅力です。

日本代表としてのキャップ数は7（2019年8月時点）を数え、その実力は日本国内だけでなく、国際舞台でも高く評価されています。また、ジュニアジャパンにも選出された経験を持ち、若手時代からその才能を発揮していました。

ラグビーキャリア

中学3年生でラグビーを始めた山本選手は、八幡工業高校を経て近畿大学に進学しました。大学時代にはラグビー部の副将を務め、リーダーシップを発揮しました。2013年に近畿大学を卒業後、ヤマハ発動機ジュビロ（現・静岡ブルーレヴズ）に加入し、プロとしてのキャリアをスタートさせました。

同年8月31日には、ジャパンラグビートップリーグのクボタスピアーズ戦で先発出場を果たし、公式戦デビューを飾りました。その後、2015年12月にはスーパーラグビーの日本チームであるサンウルブズの2016年スコッドに選出され、国際舞台での活躍も期待されました。

そして、2016年11月5日に行われたリポビタンDチャレンジカップ2016アルゼンチン戦では、途中出場ながら日本代表初キャップを獲得。長年の努力が実を結び、日本代表の一員として国際試合の舞台に立つことになりました。2021年には、神戸製鋼コベルコスティーラーズ（現・コベルコ神戸スティーラーズ）に移籍し、現在もチームの中心選手として活躍しています。

人となりとチームへの貢献

山本選手は、プレーヤーとしての能力だけでなく、チームへの貢献度も非常に高い選手です。2019年2月に行われた日本代表候補の合宿中には、キャプテンのリーチマイケル選手から日本代表チームソングの制作を依頼され、合宿で同部屋だった三上正貴選手らと協力して、チームソング「ビクトリーロード」を制作しました。選曲と作詞を担当し、チームの一体感を高めることに貢献しました。

「ビクトリーロード」は、原曲を「故郷へかえりたい」とし、歌詞には選手たちの想いが込められています。このエピソードからもわかるように、山本選手はチームを盛り上げるムードメーカー的な存在でもあり、仲間からの信頼も厚いです。

関連情報

山本選手は、滋賀県出身の人物として、また、滋賀県立八幡工業高等学校、近畿大学ラグビー部、静岡ブルーレヴズ、コベルコ神戸スティーラーズといったチームに所属した経歴があります。これらのチームのファンにとっても、山本選手は特別な存在と言えるでしょう。

その他の情報

山本選手は、X（旧Twitter）やInstagramといったSNSで積極的に情報発信を行っています。これらのSNSを通じて、ファンは山本選手の日常やプレーの様子を知ることができます。また、Koki Yamamoto Rugby Unionという名前で、ラグビーに関する情報も発信しています。

山本幸輝選手は、その恵まれた体格と高いラグビー技術で、チームを勝利に導くために日々努力を重ねています。また、チームを盛り上げる人柄で、多くのファンを魅了しています。今後の彼の活躍から目が離せません。

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