山本誠

山本 誠の軌跡

山本誠（やまもと まこと）は、1967年4月8日に高知県で生まれた元プロ野球選手です。ポジションは投手で、右投げ右打ち。彼の野球キャリアは、特に高校時代の輝かしい成績から始まりました。

高校野球での活躍

明徳義塾高等学校に在籍していた頃、山本は1984年の夏の選手権に出場しました。この時、2年生ながらも2試合連続で完投勝利を収め、その実力を証明しました。続く秋の県大会では、伊野商業高校の渡辺智男と投げ合い、見事に優勝を果たしました。四国大会決勝でも再戦し、再び勝利を手にしました。しかし、3年次の夏には高知商業高校に敗れ、高校野球の旅路に終止符を打ちました。

プロ入りとその後

1985年にはプロ野球ドラフトで阪急ブレーブスから2位指名を受け、晴れてプロの世界に飛び込みました。プロ1年目の1986年、山本は一軍初登板を果たしましたが、その後は腰痛に悩まされ、なかなか一軍での出場機会を得ることができませんでした。苦しい時期が続き、1991年には現役を引退しました。

引退後の生活

プロ野球選手としての華々しいキャリアの後、彼は神戸市兵庫区上沢通にてもつ鍋料理店「やま本」を経営することになりました。新たな挑戦として、飲食業に身を投じ、地元の人々に愛される店作りに励んでいます。山本は、選手時代の経験を生かしながら、飲食業での成功を目指しています。

主な成績と記録

• - 初出場: 1986年6月26日、対近鉄バファローズ10回戦（藤井寺球場）において8番・中堅手で先発出場。
• - 初登板: 1986年7月1日、対ロッテオリオンズ12回戦（阪急西宮球場）で8回表に3番手として救援登板をし、1回1失点を記録。
• - 初先発: 1986年7月13日、対南海ホークス13回戦（大阪球場）で2/3回を投げ、3被安打1失点。

背番号は、1986年から1987年まで59、1988年は27、1989年から1991年までは46を着用していました。彼の名は、高知県出身の人物やオリックス・バファローズの選手の一覧にも登場しています。

まとめ

山本誠は、高校時代の輝かしい成績からスタートし、プロ野球選手としてのキャリアを歩んだものの、怪我に悩まされながらも成長し続ける姿勢を示しました。現在は飲食業において新たな挑戦を続け、地域との関わりを大切にしながら日々を送っています。

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