山王駅 (長野県)

山王駅（さんのうえき）

山王駅は、かつて長野県長野市中御所に存在した、善光寺白馬電鉄の駅です。1936年（昭和11年）に開業しましたが、路線の休止と廃止に伴い、その役割を終えました。

歴史

山王駅の歴史は、善光寺白馬電鉄の開通とともに始まりました。

1936年（昭和11年）11月22日：南長野駅から善光寺温泉東口駅までの区間が開通し、山王駅もその際に開業しました。
1944年（昭和19年）1月10日：第二次世界大戦の影響により、善光寺白馬電鉄の路線が休止となり、山王駅も一時的に休止となりました。
1969年（昭和44年）7月9日：路線の再開には至らず、善光寺白馬電鉄が正式に廃止されたため、山王駅も廃駅となりました。

駅構造

山王駅は、単式ホーム1面1線を有する、小規模な駅でした。

現状

現在、山王駅の痕跡はほとんど残っていません。築堤は崩され、ホームは完全に撤去されています。しかし、かつてホームへと続いていた階段の一部が、わずかにその存在を伝えています。

駅周辺

山王駅の周辺には、以下の施設が存在しました。

長野市立山王小学校：駅のすぐ近くに位置し、地域の子どもたちの学び舎となっています。
裾花川：駅の近くを流れる川で、周辺の自然環境を形成しています。
市営プール（廃止）：かつては市営プールが駅の近くにありましたが、現在は山王小学校の校庭の一部となっています。

隣の駅

善光寺白馬電鉄における山王駅の隣駅は以下の通りです。

南長野駅
妻科駅

脚注

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]
廃駅

もう一度検索