山田勉 (外野手)

山田勉（やまだ つとむ）

1958年10月3日、大阪府大阪市出身の元プロ野球選手。ポジションは外野手。

経歴

プロ入り前

大鉄高等学校では、一番・遊撃手として活躍。1976年夏の大阪府大会決勝に進出するも、PL学園に惜敗し、甲子園出場はならず。チームメイトには山村勝彦、1年後輩には前田友行（阪神）がいた。

1977年に松下電器へ入社。

プロ入り後

1980年ドラフト4位で南海ホークスに指名され、1981年に入団。

1984年に一軍に定着し、1985年にはウエスタン・リーグで首位打者を獲得。

1987年には外野手として44試合に先発出場。うち17試合では一番打者として起用される（左腕投手対策としての偵察要員の後に入るケースが多かった）。

1988年シーズンオフに山中潔との交換トレードで広島東洋カープへ移籍。

1989年には、同姓同名で当時ヤクルトスワローズに所属していた山田勉との対戦が噂されたが、公式戦での対戦は実現しなかった（投手の山田勉の一軍登板は1989年8月27日の対横浜大洋ホエールズ戦のみであり、外野手の山田勉が所属する広島との試合での登板はなかった）。

1990年限りで現役を引退。

引退後

和歌山県太地町にある落合博満野球記念館に勤務。2005年にはプロ野球マスターズリーグのセレクションに参加したが、不合格。

2009年は関西独立リーグ・明石レッドソルジャーズのコーチを務めた。

2010年は四国・九州アイランドリーグ・高知ファイティングドッグスのコーチに就任し、1シーズン務めた。

2020年には南海時代の先輩である河埜敬幸（GM就任）の後を受け、社会人野球・カナフレックス硬式野球部の監督を2年間務めた。後任は松下電器時代の先輩・福間納。

詳細情報

年度別打撃成績

NPB.jp 日本野球機構のウェブサイトを参照

記録

初出場：1982年10月8日、対阪急ブレーブス後期13回戦
初安打：1982年10月9日、対ロッテオリオンズ後期13回戦
初本塁打：1984年5月3日、対近鉄バファローズ4回戦

背番号

45 （1981年 - 1990年）
27 （2009年）
86 （2010年）

関連項目

大阪府出身の人物一覧
福岡ソフトバンクホークスの選手一覧
* 広島東洋カープの選手一覧

外部リンク

個人年度別成績 山田勉 - NPB.jp 日本野球機構

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