山陽フレンズ

株式会社山陽フレンズについて

株式会社山陽フレンズは、兵庫県神戸市に本社を構える交通関連のサービスを提供する企業です。この会社は、山陽電気鉄道の完全子会社として運営されており、交通に関するさまざまな業務を展開しています。2020年12月までは、本社事務所が藤江駅内に位置していましたが、現在は親会社である山陽電気鉄道本社と同じ場所に移転しています。

事業内容

駅・まちサービス

山陽フレンズの主力事業は、駅売店、定期券販売、宝くじ売場の三つの業態です。さらに、自動販売機の管理など、山陽電鉄グループにおける「駅ナカ」事業も手掛けています。

フレンズショップ

フレンズショップは、かつて主要駅に存在した小型売店です。多くの駅で設置されていましたが、業務の効率化やコンビニ業態への移行により、2020年2月29日をもって最後の店舗である山陽姫路駅を閉店しました。閉店した店舗には、滝の茶屋駅や山陽明石駅、飾磨駅などがあります。

ローソン+フレンズ

山陽フレンズは、大手コンビニエンスストア「ローソン」と提携して「ローソン+フレンズ」として新たな店舗展開を行っています。第1号店は2014年11月に山陽垂水東店としてオープンし、以降さまざまな駅で営業を開始しています。店のデザインは、特に電車をイメージしたものとなっており、ユニークな外観が特徴です。

定期券販売

主要駅でさまざまな定期券やチケットの販売を行っています。これに対応する販売所は、板宿駅、山陽垂水駅、山陽明石駅などに設置されています。2023年には養成が行われた「テテ名谷」と統合され、利便性が向上しました。

宝くじ売場

宝くじの販売も手掛けており、駅構内に売場を設置しています。具体的には、板宿駅や山陽明石駅、山陽姫路駅に宝くじ売場があります。

広告代理店業務

2022年9月には、山陽電鉄のグループ会社「山陽アド」を統合し、広告代理店業務も行っております。駅や電車内の広告販売だけでなく、デジタルサイネージや伝統的なメディア広告を取り扱っています。また、山陽電鉄の情報誌「ESCORT」もこの部門が編集を担当しています。

保険代理店業務

同じく2022年9月には、「山陽エージェンシー」を合併し、保険商品の販売を開始しました。山陽電鉄グループの従業員やその家族向けに多様な保険商品の提供を行っており、取り扱い保険会社には損害保険ジャパンや東京海上日動、アフラック生命が含まれています。

これらの業務により、株式会社山陽フレンズは地域社会に貢献し、交通関連サービスの多様なニーズに応えていきます。

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