山鹿バスの駅

山鹿バスの駅について

山鹿バスの駅は、熊本県山鹿市中央通に位置するバスターミナルです。国道3号線沿いにあり、山鹿市のバス交通における重要な拠点となっています。一般的には「山鹿バスセンター」や「山鹿バスターミナル」とも呼ばれています。

歴史

2006年5月1日、山鹿市内のバスの乗り換え利便性向上を目的として開設されました。これにより、バス利用者の移動時間損失を年間1万8千時間削減することが目標とされました。開設当初は、九州産交バス、産交バスに加え、熊本電鉄バスや西鉄バスも乗り入れていましたが、西鉄バスは早期に撤退、熊本電鉄バスも2018年3月末に山鹿市内からの運行を終了し、現在では九州産交バスと産交バスのみが発着しています。

発着路線

山鹿バスの駅からは、以下の路線が発着しています。これらの路線は全て九州産交バスまたは産交バスによって運行されており、山鹿営業所が担当しています。ただし、玉名・南関線については、産交バス玉名営業所との共同運行または玉名営業所が単独で担当する場合があります。

南関ターミナル（平山温泉経由）
鹿北道の駅（山鹿市役所前・鹿北支所前経由）
南関上町（三加和温泉・南関ターミナル経由）
玉名駅（東郷農協前・江田経由）
玉名駅（下津原・山部田経由）
玉名駅（米の岳・江田経由）
A5-2系統：桜町BT/熊本駅・田崎橋（日置・植木経由）
A5-1系統：桜町BT/熊本駅・田崎橋（来民バイパス・植木経由）★（深夜バス）
菊池産交（十三部・遊蛇口経由）
山鹿市役所前
来民中町（畑中経由）
肥後大津駅（鹿本農高前・水辺プラザ・菊池プラザ・菊池温泉・翔陽高校前経由）



※★印は深夜バスで、桜町BT発着路線です。運賃は通常片道運賃の2倍で、さくらカードは利用不可。金曜・土曜と祝前日が平日の場合のみ運行します。

過去の運行状況

かつては熊本市内方面への便数が多く、1時間に5～8便が運行されていました。植木温泉を経由する便や、来民中町経由、新道・山鹿大橋経由など、様々な経路の路線がありました。しかし、2019年10月のダイヤ改正で大幅な見直しが行われ、これらの系統は廃止され、現在は1時間に1～2便程度に減便されています。

その他

山鹿バスの駅に併設されている九州産交バス山鹿営業所では、車庫はバスターミナル設置前の旧営業所施設が引き続き利用されています。

反対方向の産交バスの行先表示は、「山鹿温泉」と表示されます。

関連事項

山鹿線
山鹿バスセンター条例施行規則

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