岡本 舞(おかもと まい)
岡本舞は、
1963年6月1日に
東京都港区で生まれた日本の女優です。本名は蒔田和可女(まいた わかな)であり、彼女の父は
作曲家の冬木透です。舞踏、
テレビドラマ、
映画と多岐にわたって活躍し、日本のエンターテインメント界でその名を広めました。
来歴・人物
岡本は
1979年に桐朋学園女子中学校を卒業し、
仲代達矢が主宰する無名塾に入塾しました。この時期、学業を優先して通塾する生徒もいたものの、岡本は女優としての道を選び、高校を中退して専念しました。無名塾では
神崎愛に続く有望な新人として脚光を浴び、
1981年にはNHK連続
テレビ小説『なっちゃんの写真館』に出演し、多くの視聴者の注目を集めました。
その後、
舞台や
テレビドラマで活躍し、その存在感は多くのファンを魅了しました。特に『3年B組金八先生』では教師役としてレギュラー出演し、その後輩たちにとっては良き姉御のような存在となりました。岡本は養成期間を終えても塾に残り、若手の
俳優たちを指導しながら、公演で脚本や演出も手掛けるなど、その多才さを発揮しています。
主な出演作品
- - マンドラゴラ毒の華(1981年)
- - イオネスコ作 犀(1986年)
- - ミュージカル火の鳥(1986年)
- - それ以外にも数々の名作で演じ、観客を魅了してきました。
岡本の
テレビドラマ出演は数え切れないほどで、彼女の名を広めた『なっちゃんの写真館』をはじめ。
- - 御宿かわせみ(1980年、NHK)
- - 土曜ドラマ 君はまだ歌っているか(1981年)
- - NHK大河ドラマ 徳川家康(1983年) など。
彼女の多彩な役柄は観る者の心に深く刻まれ、さまざまなシーンで幅広い演技力を示しました。
映画においても
- - 雪の断章 -情熱-(1985年)
- - 行き止まりの挽歌 ブレイクアウト(1988年)
- - 嵐の中のイチゴたち(1989年)
各作品においても印象的な演技を残しています。
バラエティー番組
岡本はバラエティー番組にも頻繁に出演し、その明るいキャラクターで視聴者を楽しませています。