岡谷ジャンクション

岡谷ジャンクション

岡谷ジャンクション（おかやジャンクション）は、長野県岡谷市に位置する、中央自動車道と長野自動車道が分岐するジャンクションです。このジャンクションは、長野県内における高速道路網の重要な結節点として機能しており、広範囲な地域へのアクセスを支えています。

接続する道路

E19/E20 中央自動車道（21番）：東京方面と名古屋方面を結ぶ主要な高速道路です。
E19 長野自動車道：長野県内を南北に縦断する高速道路です。

歴史

岡谷ジャンクションは、以下の歴史を経て現在の形になりました。

1986年（昭和61年）3月25日：中央自動車道の一部として、岡谷JCT - 岡谷IC間が開通しました。この時点では、まだ長野自動車道は存在せず、中央自動車道の一部でした。
1988年（昭和63年）3月5日：岡谷JCT - 岡谷IC間が長野自動車道に編入され、中央自動車道と長野自動車道のジャンクションとなりました。これにより、現在の形が完成しました。

通行規制について

岡谷ジャンクションを含む区間では、通行規制が行われる場合があります。特に、中央道諏訪IC - 伊北IC間、または長野道岡谷JCT - 塩尻IC間で通行止めが行われる場合、その発生場所に関わらず両区間が通行止めとなります。これは、地理的な制約により、塩尻市から岡谷市内を経由せずに伊北ICがある上伊那郡辰野町へ誘導する必要があるためです。

主な迂回路は以下の通りです。

長野道更埴・安曇野方面⇔中央道飯田・小牧方面：塩尻IC - 国道153号（善知鳥峠） - 伊北IC
長野道更埴・安曇野方面⇔中央道甲府・東京方面：塩尻IC - 国道20号（塩嶺峠） - 諏訪IC
中央道小牧・飯田方面⇔中央道甲府・東京方面：伊北IC - 国道153号・長野県道14号下諏訪辰野線 - 岡谷市内 - 国道20号または長野県道16号岡谷茅野線 - 諏訪IC

これらの迂回路は、通行止めが発生した際に、目的地へ向かうための重要な代替ルートとなります。

岡谷高架橋

岡谷ジャンクションから長野自動車道の入口にかけて建設されている高架橋は、総延長1,488m、高さ約50mにも達します。この高架橋は、市街地の上空を通過しており、その壮大な規模が特徴です。この高架橋は、岡谷ジャンクションにおける交通の流れを円滑にする上で重要な役割を果たしています。

隣接する施設

E19/E20 中央自動車道
(20) 諏訪IC - 諏訪湖SA/SIC（SICは事業中） - (21) 岡谷JCT - 辰野PA - (22) 伊北IC
E19 長野自動車道
(21) 岡谷JCT - (1) 岡谷IC

関連項目

日本のインターチェンジ一覧
日本のインターチェンジ一覧 あ行

外部リンク

中日本高速道路株式会社

このジャンクションは、長野県内の主要な交通網を形成する上で欠かせない存在であり、その構造や歴史を知ることは、地域における交通事情を理解する上で重要です。

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