岩崎久則

岩崎久則（いわさき ひさのり）

大分県出身の元プロ野球選手（投手）。右投右打。

来歴・人物

小学校3年から柔道を始めるも、4年から少年野球チームで野球を始める。中学校では軟式野球部に所属。大分高校に進学し、2年春に県大会優勝、九州大会準優勝。3年春も県大会連覇、九州大会ベスト4。夏は県大会準決勝まで進出。

高校卒業後、新日本製鐵大分に入団。当初は別の社会人チームへの入社を考えていたが、新日鐵大分の部長らの説得で翻意。1989年には内野手兼任ながら打率.360を記録。

1990年、都市対抗野球に本田技研熊本の補強選手として出場するも敗戦投手。同年のドラフト会議でオリックス・ブルーウェーブから4位指名を受け入団。

プロ入り後は投手に専念。中継ぎとして登板を重ねるも1勝に留まる。1995年にはウエスタン・リーグで最優秀救援投手（17SP）と最優秀防御率（1.69）の二冠を獲得。翌1996年にプロ初勝利を挙げるも、厚い投手陣に割って入れず、1997年に広永益隆、小倉恒との交換トレードで、馬場敏史と共にヤクルトスワローズへ移籍。しかし、ヤクルトでも活躍の場は限られ、1998年に現役を引退。スライダー、フォークボールが武器だった。

1999年からは、福岡ダイエーホークスの打撃投手を務める。2011年からは母校の系列である大分中学校（硬式）で指導。江川侑斗は教え子の一人。2023年秋には大分高校野球部監督に就任。

詳細情報

年度別投手成績

(年度別投手成績は省略)

記録

初登板：1991年4月18日、対近鉄バファローズ2回戦（グリーンスタジアム神戸）、4回表から2番手で救援登板、2回無失点
初勝利：1996年4月28日、対近鉄バファローズ5回戦（グリーンスタジアム神戸）、3回表1死から2番手で救援登板、3回2/3を1失点

背番号

58 （1991年 - 1997年途中）
59 （1997年途中 - 1998年）
115 （1999年）

脚注

(脚注は省略)

関連項目

大分県出身の人物一覧
オリックス・バファローズの選手一覧
東京ヤクルトスワローズの選手一覧

外部リンク

* 個人年度別成績 岩崎久則 - NPB.jp 日本野球機構

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