岩手県道13号盛岡和賀線

岩手県道13号盛岡和賀線について

岩手県道13号盛岡和賀線（いわてけんどう13ごう もりおかわがせん）は、岩手県盛岡市から北上市和賀町までを結ぶ県道で、主要地方道として位置付けられています。この道路は、国道4号の西側をほぼ平行に通っており、郊外地域を主に通過するため、信号機の数が国道4号に比べて少ないのが特徴です。そのため、多くのドライバーにとっては交通量の多い抜け道として親しまれています。

路線データ

この道の実延長は約47,898.1メートルで、起点は盛岡市の太田橋北袂交差点（岩手県道1号盛岡横手線交点）です。そして、終点は北上市和賀町の国道107号交点となっています。

歴史

盛岡和賀線の歴史は、1959年3月31日に藤根盛岡線として県道に認定されたことから始まります。その後、1976年には現在の盛岡和賀線という名称へと変更され、建設省（現在の国土交通省）から主要地方道の指定を受けました。この時期には道路の改良や整備が進み、交通環境が改善されました。

1993年には再度主要地方道としての指定が確認され、2013年には笹間バイパスが全線開通しました。さらに2015年には盛岡市内での羽場・飯岡地区の拡幅工事が完了し、バイパス道路は全線開通しました。この整備により、盛岡市中心部と矢巾町流通センター地区が片側2車線道路で直結できるようになりました。

2016年4月1日には、盛岡市内の羽場・飯岡地区の新道が本線としての役割を果たし、旧道は盛岡市道として降格されました。このように、歴史を通じて持続的な改良と拡張が支えられています。

路線の状況

この路線には岩手県道103号花巻和賀線との重複区間が存在し、特に花巻市轟木7地割から花巻市北笹間14地割にかけて重なる部分があります。また、笹間バイパスがこの道路の重要な部分を構成しています。更に、沿道には「はなまき西南」という道の駅も存在し、地域の観光や休憩の場として利用されています。

地理

岩手県道13号盛岡和賀線が通過する自治体は、盛岡市、紫波郡の矢巾町および紫波町、そして花巻市、最後に北上市です。これに伴い、さまざまな交差道路と接続しており、長い道路が地域間の結びつきを強化しています。特に、盛岡市内では岩手県道1号盛岡横手線（太田橋北袂交差点）、国道46号（小幅交差点）、そして複数の県道や国道との交差点が存在し、交通の要所としての役割を果たしています。

このように、岩手県道13号盛岡和賀線は地元の重要な交通路として機能し、地域住民や旅行者にとって便利な道であることがわかります。

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