更北(こうほく)は、
長野市北部に位置する地域です。かつては
更級郡更北村(こうほくむら)として存在していましたが、合併により現在の
長野市の一部となりました。
地理
更北地域は、千曲川と犀川という二つの主要な河川が流れる、豊かな自然に恵まれた場所です。これらの河川は、地域の農業や生活に重要な役割を果たしています。
歴史
更北村の成立
1955年(
昭和30年)
1月1日、
更級郡の稲里村、小島田村、青木島村、真島村が合併し、更北村が発足しました。この合併により、新しい村としての一歩を踏み出しました。
1966年(
昭和41年)
10月16日、更北村は
長野市、篠ノ井市、
更級郡川中島町、
信更村、
埴科郡松代町、
上高井郡若穂町、
上水内郡七二会村との大規模な合併に参加し、新たに
長野市が発足しました。この合併により、更北村は廃止され、
長野市の一部である更北地域となりました。
現在の更北地域
現在の更北地域は、以下の地区から構成されています。
青木島地区
青木島一丁目から四丁目
青木島町青木島
青木島町大塚
青木島町綱島
三本柳東一・二丁目
丹波島一丁目から三丁目
大橋南一・二丁目
真島地区
川合
真島
小島田地区
小島田
稲里地区
稲里一丁目
稲里町中央一丁目から四丁目
稲里町田牧
稲里町中氷鉋
三本柳東三丁目
下氷鉋一丁目
広田
これらの地区は、それぞれ独自の歴史と文化を持ちながら、長野市の一部として発展を続けています。
交通
更北地域には、以下の主要な道路が通っています。
国道18号(篠ノ井バイパス)
国道19号(長野南バイパス)
国道117号
長野県道35号長野真田線
長野県道77号長野上田線
長野県道380号関崎川中島停車場線
長野県道445号川合川中島線
これらの道路は、地域内外へのアクセスを容易にし、人々の生活や経済活動を支えています。
参考文献
角川日本地名大辞典 20 長野県
長野県公式ホームページ 現在の市町村名から合併の経過を調べる
関連項目
稲里町 (長野市)
青木島町
更北地域は、過去の歴史を背景に、現在の
長野市の一部として重要な役割を担っています。豊かな自然と人々の営みが調和するこの地域は、これからも発展を続けるでしょう。