川口町 (八王子市)

川口町（かわぐちまち）

川口町は、東京都八王子市の北部に位置する、住居表示未実施の単独町名です。郵便番号は193-0801で、八王子西郵便局の管轄下にあります。

地理

川口町は、北部の加住丘陵と南西部の川口丘陵にまたがる丘陵地帯に位置しています。町の中心部を川口川が流れ、その流れに沿うように秋川街道（東京都道32号八王子五日市線）が通っています。南部の川口川と北浅川に挟まれた台地には住宅地が広がっており、自然と住宅が調和した景観を形成しています。東は楢原町、西は上川町、南は諏訪町、上壱分方町、西寺方町、北は戸吹町、犬目町とそれぞれ隣接しています。

河川

町内には以下の河川が流れています。

浅川（北浅川）
川口川

地価

住宅地の地価は、2014年1月1日の公示地価によると、川口町1576番1外の地点で1平方メートルあたり8万800円となっています。

歴史

沿革

川口町周辺は、かつて武蔵七党の西党に属する川口氏が地盤としていました。吾妻鏡には、川口景季・景綱父子の活躍が記録されています。文化・文政期（1804年～1829年）の地誌である『新編武蔵風土記稿』には川口村の記述があり、安政3年（1856年）の武蔵国全図には上川口、下川口の地名が見られます。

1889年（明治22年）4月1日の町村制施行により、神奈川県南多摩郡下川口村が上川口村、犬目村、楢原村、山入村と合併し、川口村が成立しました。その後、1955年（昭和30年）4月1日に川口村は八王子市に編入され、1956年（昭和31年）10月1日には、旧川口村大字下川口の区域が川口町となりました。

世帯数と人口

2017年（平成29年）12月31日現在、川口町の世帯数と人口は以下の通りです。

世帯数：[記載なし]
人口：[記載なし]

小・中学校の学区

川口町内にお住まいの方が市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなります。

小学校：八王子市立川口小学校
中学校：八王子市立川口中学校

交通

道路・橋梁

東京都道32号八王子五日市線（秋川街道）
川口橋（川口川）

路線バス

西東京バス
京王・JR八王子駅～川口小学校～武蔵五日市駅・サマーランド・秋川駅
京王・JR八王子駅～川口小学校・上川霊園
はちバス
東海大学八王子病院～楢原町～北の根東（川口町）

施設

行政

八王子市役所川口事務所
八王子市川口図書館

教育

八王子市立川口小学校
八王子市立川口中学校

郵便局

八王子川口東郵便局
下川口郵便局

商業

エコス川口店

神社・寺院

長楽寺
龍正寺
法蓮寺（DJケミカルの実家）
鳥柄観音堂
長福寺
調井神社
熊野神社
春日神社
稲荷神社
日枝神社

史跡

川口兵庫介館址
川口古墳 - 8世紀頃の古墳。1957年に発見されました。
川口のキハダ - かつて川口橋南の個人宅にあった高さ16.5mのキハダの大木。1967年から1987年まで東京都指定文化財（天然記念物）に指定されていました。

脚注

[記載なし]

参考文献

「小宮領」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ107多磨郡ノ19、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763992/3。
『角川日本地名大辞典 13 東京都』
『Web八王子事典』 - ウェイバックマシン（2016年2月3日アーカイブ分）.2020年1月17日閲覧。

関連項目

川口町 (曖昧さ回避)

外部リンク

“チャレンジ川口町検定？(予習）”. 川口商店会. 2020年1月3日閲覧。 - 川口兵庫介館址について記述あり

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