川崎市立久地小学校

川崎市立久地小学校について

川崎市立久地小学校（かわさきしりつ くじしょうがっこう）は、神奈川県川崎市高津区久地に位置する公立の小学校で、略称は「久地小」です。本校は1967年4月に川崎市立稲田小学校と川崎市立高津小学校から分かれ、独立して開校しました。創立50周年を迎えたのは2016年のことです。

校章と校歌

久地小学校の校章は、地域の特産である梅の花をモチーフにしています。初代教頭が地域住民から応募されたデザインをもとに、梅の花と川崎市のマークを組み合わせて制作されました。

校歌には、作詞を森久保安美、作曲を菅沼豊寿が手掛けたオリジナルが存在し、「寒さに負けず香りよく咲く梅の花のように、学び育ってほしい」という願いが込められています。また、第二校歌「久地の里」は禰覇朝明が作詞・作曲し、保崎万里によって編曲されました。

学区と進学先

久地小学校の学区は、川崎市高津区の大字久地や久地1丁目、久地3丁目、久地4丁目、また多摩区の堰1丁目、堰2丁目、堰3丁目（1番を除く）などが含まれています。主な進学先の中学校は、久地地区から川崎市立西高津中学校、堰地区からは川崎市立稲田中学校が挙げられています。

沿革

久地小学校は1967年の開校以来、さまざまな歴史を歩んできました。開校初年度には校章と校歌が制定され、翌年の1968年2月27日には開校記念日が定められました。その後、1970年には体育館が、1973年にはプールが完成し、1983年には下作延小学校が分離して設立されました。

また、1996年には創立30周年を記念してタイムカプセルが埋められ、2007年には新体育館が完成しました。2009年にはビオトープが整備され、2011年には新校庭も整備され、地域とのつながりが深まっています。2016年11月19日には創立50周年を記念する式典が開催され、地域の皆さんと共に50年の歩みを振り返りました。この際、埋められていたタイムカプセルも開封されました。

学校教育目標

久地小学校の教育目標は、「たくましく、ねばり強い子」「よく考え、工夫する子」「なかよく、はげまし合う子」の三つであり、これに基づいて子どもたちの成長を支援しています。

著名な出身者

久地小学校からは、名古屋テレビ放送のアナウンサーである堂野浩久氏が著名な出身者として知られています。

アクセス

校門へのアクセスは、東急バス「向02」系統の「久地」停留所から徒歩約4分（約225メートル）または、JR東日本南武線の久地駅から徒歩約15分（約950メートル）となっています。周辺には、社会福祉法人川崎市社会福祉事業団うめのき保育園や、二ヶ領用水などもあり、地域に密着した環境が整っています。

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