川越観光自動車森林公園営業所

川越観光自動車森林公園営業所

川越観光自動車森林公園営業所は、埼玉県比企郡滑川町に位置し、主に東松山近辺をエリアとする川越観光バスの拠点です。ここでは、その概要、沿革、施設、運行系統、車両、乗車券販売所について詳しく解説します。

概要

森林公園営業所は、東武バス川越営業所森林公園出張所を移管して開設されました。東武東上線森林公園駅前に位置していますが、同駅から発着する東武バス路線の一部のみを引き継ぎ、それ以外の路線は国際十王交通熊谷営業所が継承しています。運行エリアと営業所の位置関係には、歴史的な経緯があります。元々、東武バス時代に東松山駅前に車庫があったものを森林公園駅前に移転したものの、路線の管轄調整が一部を除いて行われなかったため、このような状態になっています。

沿革

東武バス森林公園出張所時代

1997年4月1日：熊谷営業所森林公園出張所として開設。川越営業所東松山出張所と熊谷営業所小川町出張所を統合。
2000年4月1日：東松山市内循環バスを路線・車両ともに川越観光バスへ移管。
2001年4月1日：川越営業所森林公園出張所に組織変更。熊谷営業所の閉鎖に伴う。
2002年3月31日：川越営業所森林公園出張所閉所。

川越観光自動車森林公園営業所時代

2002年4月1日：川越観光自動車森林公園営業所発足。東武バス森林公園出張所の全路線（一部は東武バス川越営業事務所へ移管）、および坂戸出張所・菖蒲出張所の一部路線を移管。
2005年5月18日：高速バス 坂戸駅・川越駅 - 成田空港線開業。
2024年9月24日：国際十王交通東松山駅 - 熊谷駅線に参入し共同運行開始。
2025年3月30日：北本駅 - 衛生研究所 - 荒川荘線廃止予定。

施設

森林公園営業所には、以下の施設があります。

休憩施設（詰所有）
入西団地
鳩山ニュータウン
東京電機大学（東京電機大学スクールバス車庫内）
パークタウン五領
免許センター（免許センター駐車場内）※東武バスウエスト・朝日自動車と共用
小川町駅（旧東武バス小川町出張所跡地）※国際十王交通・イーグルバスと共用
東毛呂駅（東毛呂駅バス停前、東武越生線東毛呂駅跨線橋の下）
荒川荘
大橋
坂戸ニューシティにっさい入口
北本団地
北里メディカルセンター病院
石戸蒲ザクラ入口
黒山
小川パークヒル
熊谷駅（正面口ロータリー内パスプール）

運行系統

森林公園営業所では、以下の路線を運行しています。

坂戸駅発着
北坂戸駅発着
高坂駅発着
東松山駅発着
森林公園駅発着
小川町駅発着
東毛呂駅発着
越生駅発着
桶川駅発着
* 北本駅発着

また、自治体や他社からの受託路線、コミュニティバス、臨時路線なども運行しています。

車両

路線の種類によって、大型車と中型車が使い分けられています。大型車は主に高坂駅 - 鳩山ニュータウン線や東松山駅 - 鴻巣駅 - 免許センター線などで使用されます。また、貸切輸送も行っており、本田技研工業の従業員輸送などをイーグルバスと共同で運行しています。

乗車券販売所

定期券は、川越観光バス森林公園営業所窓口のほか、坂戸駅、高坂駅、東松山駅、小川町駅、越生駅、桶川駅、北本駅、鴻巣駅などの周辺駅や商店で購入できます。森林公園営業所窓口では、クレジットカードでの購入も可能です。

東武バス森林公園出張所

東武バス森林公園出張所は、1997年に開設され、2002年に川越観光自動車へ移管されました。開設当初は45台程度の車両が所属していましたが、閉所時には38台となっていました。

まとめ

川越観光自動車森林公園営業所は、地域に密着したバス運行を通じて、人々の生活を支えています。路線の維持やサービス向上に努め、地域社会に貢献していくことが期待されています。

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