左入町

東京都八王子市左入町について

左入町（さにゅうまち）は、東京都八王子市北部に位置する町名です。住居表示は未実施で、丁番を持たない単独町名として存在します。郵便番号は192-0012で、八王子郵便局の管轄です。

地理

八王子市の北部に位置し、国道16号（東京環状）を中心に三日月型の地形をしています。東は宇津木町、南は尾崎町、暁町、中野山王、西は中野町、北西は滝山町、北は丸山町、谷野町、みつい台と隣接しています。左入橋交差点では、国道16号現道と八王子バイパスが合流し、新滝山街道が分岐します。さらに、左入町交差点では滝山街道が分岐します。西端部には飛地があり、中央自動車道以南は暁町三丁目として分離されています。

また、西部には中央自動車道八王子インターチェンジが近いため、大型家具店やアミューズメント施設、企業の物流拠点が集中しています。

河川

町内には以下の河川が流れています。

谷地川
谷萩川

歴史

地名の由来

左入町の地名の由来には諸説あります。有力な説の一つとして、北条氏が滝山城を居城としていた時代、城下町集落は現在の加住地区周辺にありました。川越方面へ向かう道は、現在の左入交差点から平の渡しへと続いていました。その後、八王子城に居城が移されると、城下町集落も現在の市街地へと移動。これにより、川越方面から八王子へ入る際に左入町あたりで左に曲がる必要が生じました。このことから、「左に入る所」という意味で左入と呼ばれるようになったという説があります。しかし、地名の正確な由来は定かではありません。

沿革

1889年（明治22年）4月1日：町村制施行により、神奈川県南多摩郡左入村が周辺の村々と合併し、加住村が成立しました。
1955年（昭和30年）4月1日：加住村が八王子市へ編入されました。
1956年（昭和31年）10月1日：旧加住村大字左入の区域が左入町となりました。
1977年（昭和52年）10月1日：中央自動車道以南が暁町三丁目、中野山王2丁目8番地として分離されました。
1993年（平成5年）1月31日：左入町の一部で住居表示が実施され、みつい台1・2丁目に変更されました。

世帯数と人口

2017年（平成29年）12月31日現在のデータによると、左入町の世帯数と人口は以下の通りです。

世帯数：データは省略
人口：データは省略

学区

左入町に住む児童・生徒が通う市立小・中学校の学区は以下の通りです。

小学校：学区は省略
中学校：学区は省略

交通

道路・橋梁

左入町を通る主な道路は以下の通りです。

国道16号（東京環状・八王子バイパス）
国道411号（滝山街道）
東京都道166号瑞穂あきる野八王子線（谷野街道）
東京都道169号淵上日野線（新滝山街道）

路線バス

左入町には以下の路線バスが運行しています。

西東京バス：京王八王子駅〜左入〜純心女子学園・杏林大学
西東京バス：拝島駅〜左入〜純心女子学園

施設

郵便局

八王子左入郵便局

商業施設

村内ファニチャーアクセス八王子本店
OKAY八王子店
ニトリ八王子店

神社

神明神社
熊野神社

その他

史跡：中野甲の原遺跡

参考文献

角川日本地名大辞典
Web八王子事典

脚注

[1] 記載された脚注情報に基づいて追記

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