常豊信号場

常豊信号場（つねとよしんごうじょう）は、北海道十勝郡浦幌町字常豊にある北海道旅客鉄道（JR北海道）根室本線の信号場です。事務管理コードは▲110458。

歴史

1965年（昭和40年）9月30日：日本国有鉄道の信号場として設置。当初は係員が配置されていました。
1971年（昭和46年）8月1日：根室本線の昭栄信号場 - 新富士駅間にCTC-4型が導入されたことに伴い、無人化されました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化によりJR北海道に継承されました。

構造

2線を有する単線行き違い型の信号場です。かつては通票交換に使用されていた短いホーム（相対式）が残っています。過去に旅客扱いをしたことはありませんが、プラットホームには駅名標が設置されています。この駅名標は国鉄時代から設置されており、民営化の際に他のJR北海道の駅の駅名標と同じ仕様のものに交換されています。現在は自動閉塞となっているため、このホームが使われることはありません。

配線構造としては、上下線で本線が分かれており、上り本線が一線スルーとなっています。信号の構成上、下り列車も上り本線に入ることが可能ですが、通常はそのような扱いはされません。そのため、下り列車は必ず信号場の前後で減速する必要があります。

周辺

信号場の周辺には集落などは存在しません。

北海道道56号本別浦幌線

隣の駅

北海道旅客鉄道（JR北海道）

■根室本線

浦幌駅 (K40) - （常豊信号場） - （上厚内信号場） - 厚内駅 (K42)

参考文献

北海道旅客鉄道釧路支社編『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』

関連項目

日本の信号場一覧

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