幌向駅

幌向駅（ほろむいえき）

幌向駅は、北海道岩見沢市幌向南1条3丁目にある北海道旅客鉄道（JR北海道）函館本線の駅です。駅番号はA11で、電報略号はムイ、事務管理コードは▲130131です。

歴史

幌向駅は、1882年（明治15年）に官営幌内鉄道の幌向太フラグ・ステーションとして開業しました。当初の位置は現在よりも約800m江別寄りの幌向川右岸近くで、駅舎は現在のものとは反対の北側に設置されていました。

1882年（明治15年）11月13日：官営幌内鉄道の幌向太フラグ・ステーションとして開業
1883年（明治16年）4月以前：幌向駅に改称、およびフラグステーションから一般駅となる
1889年（明治22年）12月11日：北海道炭礦鉄道に譲渡
1893年（明治26年）3月21日：停車場移転（岩見沢側に約800m移転）
1895年（明治28年）7月14日：駅舎及び貨物庫類焼
1895年（明治28年）下期：駅舎改築
1900年（明治33年）11月：停車場類焼
1901年（明治34年）下期：駅舎新築
1906年（明治39年）10月1日：北海道炭礦鉄道の鉄道路線国有化により、官設鉄道に移管
1962年（昭和37年）8月18日：駅舎改築
1974年（昭和49年）9月5日：貨物取扱い廃止
1978年（昭和53年）10月2日：業務委託化
1984年（昭和59年）2月1日：荷物取扱い廃止
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道（JR北海道）の駅となる
1998年（平成10年）3月20日：駅舎改築。地上駅舎から橋上駅舎に
1998年（平成10年）12月29日：自動改札機を設置し、供用開始
2001年（平成13年）4月1日：駅業務を北海道ジェイ・アール・サービスネットに委託
2007年（平成19年）10月：駅番号設定
2008年（平成20年）10月25日：ICカードKitaca使用開始
2016年（平成28年）3月14日：キヨスク廃止
2017年（平成29年）2月19日：自動改札機を更新。従来の簡易型からゲート付きの機種となる

駅名の由来

駅名は地名に由来します。当初は地名に合わせて「幌向太」と名付けられましたが、幌内太駅（現在の三笠駅）と紛らわしいため、まもなく改名されました。その後、地名も「幌向」となりました。

駅構造

現在の駅舎は跨線橋上にある橋上駅舎です。ホームは2面3線で、島式ホームと相対式ホームが向かい合わせに設置されています。苗穂～幌向駅間では試運転列車用のダイヤが用意されており、この駅で折り返す試運転列車を見ることができます。橋上駅舎化される前は、1番線と2番線の間に中線が存在していました。

業務委託駅で、北海道ジェイ・アール・サービスネットが駅業務を受託しています。みどりの窓口、自動券売機、自動改札機が設置されています。かつてはキヨスクも設置されていました。

のりば

ホームの詳細は以下の通りです。

番線	路線	方向	行先
-	-	-	-
1	■函館本線	上り	岩見沢・滝川方面
2	■函館本線	下り	江別・札幌方面
3	■函館本線	（使用頻度低）

利用状況

幌向駅の乗車人員の推移は以下のとおりです。幌向地区は札幌市のベッドタウンとして発展し、駅周辺の住宅地開発が進みました。

駅周辺

駅周辺は鉄道防風林と住宅が広がっています。幌向地区は大規模な住宅開発が進み、岩見沢市の人口の10分の1にあたる8,000人近くが暮らしています。

国道12号
岩見沢市役所幌向サービスセンター
岩見沢警察署幌向駐在所
岩見沢幌向郵便局
空知信用金庫幌向支店
いわみざわ農業協同組合（JAいわみざわ）幌向支所
北海道中央バス（岩見沢営業所）・岩見沢市営バス「幌向駅前」停留所

隣の駅

北海道旅客鉄道（JR北海道）

■函館本線

豊幌駅 (A10) - 幌向駅 (A11) - 上幌向駅 (A12)

脚注

注釈

出典

新聞記事

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

幌向｜駅の情報検索（時刻表・バリアフリー）｜鉄道・きっぷ｜JR北海道- Hokkaido Railway Company

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