平尾修二

平尾修二は、1948年1月6日に香川県で生まれ、2008年6月23日に60歳で亡くなった元ボートレーサーです。1971年5月に31期生としてデビューし、同期には松田雅文がいました。

平尾選手は、1981年3月24日に児島競艇場で開催された第16回鳳凰賞競走で、SG競走初優勝を飾りました。このレースでは、地元勢4名が優出する中、1マークと2マークで激しい競り合いが展開されました。平尾選手は、インコースを取り損ねたものの、3コースから見事な先まくりを決め、混戦を制しました。この勝利は、当時のSG優勝戦最高配当となる9480円を記録し、大きな話題となりました。

1990年8月7日には、地元丸亀競艇場で開催された第36回モーターボート記念競走で、9年5ヶ月ぶりとなるSG2勝目を挙げました。このレースでは、安岐真人選手との激しい競り合いを制し、見事優勝を果たしました。平尾選手は、この他にもGI競走で4度の優勝を飾るなど、香川県を代表する強豪レーサーとして活躍しました。

2007年3月24日の津競艇場での一般戦が最後の勝利（1号艇1コースから逃げ切り）となり、同29日の最終日5Rが最後の出場（2号艇2コース進入で5着）となりました。2008年6月23日、膵癌のため高松市内の病院で死去。享年60歳。通夜は同25日午後7時から、告別式は翌26日午前11時から平尾家と香川支部の合同葬で執り行われました。

平尾選手は、その卓越したレース技術と勝負強さで、多くのファンを魅了しました。特に、SG競走での2度の優勝は、彼のキャリアを語る上で欠かせない出来事です。また、地元香川での活躍は、多くのファンに愛され、記憶されています。

獲得タイトル

1980年 - びわこ開設28周年「秩父宮妃記念杯競走」
1981年 - 第16回鳳凰賞競走（児島）
1982年 - 四国地区選手権競走（丸亀）
1986年 - 鳴門開設33周年記念競走
1989年 - 丸亀開設37周年記念競走
1990年 - 第36回モーターボート記念競走（丸亀）

平尾修二は、その生涯をボートレースに捧げ、多くの人々に感動を与えた偉大なレーサーでした。

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