平山智加

平山智加（ひらやま ちか）

平山智加は1985年7月13日生まれで、香川県の丸亀市出身の競艇選手です。彼女の登録番号は4387で、身長156cm、血液型はO型、98期生として知られています。香川支部に所属し、本名は福田智加。競艇界では特に目立つ存在であり、同じ支部にいる競艇選手・平高奈菜とはライバル関係にあります。彼女の家族は競艇に縁があり、夫である福田雅一も競艇選手です。マスターの技術を堅実に受け継ぐ弟子には、中村桃佳がいます。また、リライブシャツのアンバサダーとしても活動しています。

経歴

平山は2005年4月にやまと競艇学校に入学し、98期の選手養成訓練生としてのスタートを切ります。2006年3月には同校を卒業し、リーグ戦での勝率は6.42、優出は4回、卒業記念競走では2着という成績を残しました。彼女の競艇デビューは2006年5月19日、丸亀競艇場で行われた一般戦であり、同年5月21日に初勝利を飾りました。

2007年には宮島競艇場で初の優出を達成し、続いて2008年にはG1初勝利を丸亀競艇場の四国地区選手権で収めました。さらに同年5月25日にはついに初優勝を達成。この優勝では、2周1マークでの逆転が決まり手でした。

平山選手はその後も着実に成績を上げ、2009年には児島競艇場での一般戦にて6連勝を達成、2010年には最優秀新人に選ばれました。特に女子選手としては史上初の選出として注目を浴びました。2010年4月25日、地元・丸亀競艇場でのGIII女子リーグ第2戦では、11連勝を挙げ、自身初のパーフェクト優勝を達成しました。

2011年にはSGでの初勝利を経験し、2013年1月には尼崎競艇場での近松賞でG1獲得の快挙を成し遂げました。その後も2013年12月には芦屋競艇場での賞金女王決定戦で再度G1を勝ち取ります。2014年には若松競艇場でのボートレースメモリアルでSG準優進出を果たしましたが、2017年1月には産休に入ります。

休業中の2017年9月に男児を出産し、2018年3月に競艇界へ復帰。その後、4月には下関で優勝するなど、再び華々しい結果を残しました。再び産休に入った後、同年12月には女児を出産。2019年5月には競艇に復帰し、2020年には多摩川競艇場でプレミアムGI・第34回レディースチャンピオンのタイトルを獲得します。

人物像

高校時代にはバスケットボールチームの一員として活躍し、競艇選手としての傑出した才能は、デビュー6年目にB1へ昇格した際に特に顕著でした。彼女のレースセンスは新人とは思えないほどの実力を誇り、さらに先輩選手との関係構築も大切にしています。2008年には同県出身の競艇選手・福田雅一と結婚しており、福田選手も着実な実績を残している競艇界の実力者です。彼女の卓越した技術と人間性が評価され、競艇界の一翼を担い続けています。

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