幸手郵便局

幸手郵便局の概要

幸手郵便局は埼玉県幸手市に所在し、民営化以前は集配普通郵便局として運営されていました。郵便局の住所は「〒340-0199 埼玉県幸手市東二丁目24番8号」です。この郵便局は地域の郵便および金融サービスの中心として機能しています。

沿革の詳細

幸手郵便局の歴史は1872年に遡ります。具体的には、1872年8月4日（明治5年7月1日）に幸手郵便取扱所として開設されたのが始まりです。翌年の1873年には幸手郵便役所と改称後、1875年には四等の幸手郵便局となりました。同年の10月には為替の取り扱いをスタートしました。このように、幸手郵便局は開設当初から多様なサービスを提供していました。

1879年には貯金業務の取扱を開始し、1892年には幸手郵便電信局に変わりました。1903年には通信官署官制の施行に従い、再び幸手郵便局に戻りました。その後の1956年には八代郵便局から電話交換事務を移管、1957年には電気通信業務を幸手電報電話局に移すなど、さまざまな変遷を経てきました。

1972年には特定郵便局から普通郵便局に局種別が変更され、1973年には中四丁目から現在の大字幸手字新田裏に移転しました。2000年には外国通貨の両替と旅行小切手の取り扱いを始めるなど、サービスの幅を広げています。また、2007年には民営化に伴い、一部業務を郵便事業幸手支店へと移管し、2012年には日本郵便株式会社の発足に伴って統合が行われました。

取扱業務

幸手郵便局では、以下の多様なサービスを取り扱っています：

• - 郵便、印紙、ゆうパック、チルドゆうパック、内容証明
• - 貯金、為替、振替、振込、国際送金、国債、投資信託
• - 各種保険（生命保険、自動車保険、バイク自賠責保険、がん保険、引受条件緩和型医療保険、変額年金保険）
• - ゆうちょ銀行ATM
• - 幸手市内の集配業務
• - ゆうゆう窓口

また、幸手郵便局では風景印の取扱もあり、表記は「幸手」で、桜や権現堂堤の図案がデザインされています。

周辺の施設

周囲には幸手市役所や埼玉東部消防組合幸手消防署、埼玉みずほ農業協同組合の本店や幸手支店、さらには幸手市立幸手小学校などがあります。また、国道4号も近くを通っているためアクセスも良好です。

アクセス情報

幸手郵便局は東武日光線の幸手駅から徒歩約13分の距離に位置しています。また、幸手市内循環バスの[東Aコース]を利用し、JA幸手支店前で降車することでもアクセス可能です。首都圏中央連絡自動車道の幸手ICからは西へ約2kmの距離で、駐車場も完備されており、最大15台分の車両が停められます。

幸手郵便局は、地域に密着した信頼のある郵便局として、これからも多くの利用者に親しまれていくことでしょう。

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