広島市立城南中学校

広島市立城南中学校

広島市立城南中学校（ひろしましりつ じょうなんちゅうがっこう）は、広島県広島市安佐南区に位置する公立の中学校です。学校名の「城南」は、学校が近くの城山の南側にあることに由来しています。この学校は、地域の教育機関として、長い歴史を持ち、地域住民から愛されてきました。

沿革

城南中学校は1972年4月1日に設立されました。当初は安佐郡安古市町の中学校組合立として始まりましたが、1973年には広島市との合併により、広島市立城南中学校へと名称が変更されました。その後、1988年4月には広島市立城山北中学校が分離し、現在の形態に至ります。

部活動

城南中学校では、学生たちが様々な部活動に参加しており、体育部と文化部に分かれています。体育部には男子野球、女子バドミントン、男女卓球、男女バレーボール、男女陸上競技、男女ソフトテニス、男子サッカー、男女バスケットボールなど多種多様な運動部があります。これにより、学生たちはスポーツを通じたチームワークや協調性を養っています。

文化部では、吹奏楽、美術、演劇、科学技術、園芸といった部門があり、それぞれの学生が興味を持つ分野で活動に励んでいます。特に吹奏楽部は、学校行事や地域のイベントでの演奏を通じて、多くの観客に感動を与えています。

校区

広島市立城南中学校の校区は、広島市立川内小学校と広島市立緑井小学校の校区にまたがっています。具体的には、川内1丁目から川内6丁目と、緑井町及び緑井の各丁目を含みます。これにより、地域の子供たちがこの学校に通うことができる環境が整っています。

アクセス

学校へはJR可部線の七軒茶屋駅から徒歩約12分、広島交通や広電バスの「下八木」バス停からも徒歩約11分で到達可能です。また「城南中学校前」バス停からは徒歩6分と、アクセスの良い立地にあります。

著名な関係者

城南中学校の出身者には、女優の綾瀬はるかを始めとして、脚本家・小説家の和田竜やお笑いコンビ「ヴェートーベン」の青井貴治、プロサッカー選手の宮原和也や越道草太などがいます。教職員としては、第4代校長の坪井直氏が代表的な存在であり、広島県内での原水爆被害者団体活動のリーダーとしても知られています。

このように、広島市立城南中学校は、地域に根ざした教育機関として、多くの関係者と共に成長し続けています。

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