広島市立戸坂小学校

広島市立戸坂小学校の概要

広島市立戸坂小学校（ひろしましりつへさかしょうがっこう）は、広島県広島市東区戸坂出江二丁目に位置する公立の小学校です。この学校は地元の住民や通学する子供たちによって「へっしょう」と親しまれています。2023年4月1日現在、児童数は747名です。

校歴と沿革

この小学校は、1872年に創立されました。最初は安芸郡戸坂村ただ一つの村立小学校として開校されました。1887年には「安芸小学校区公立戸坂簡易科小学校」と名を改め、さらに1909年には戸坂尋常小学校に改称し、安芸高等小学校と統合して「戸坂尋常高等小学校」となりました。1910年には実業補習学校も設立され、地域の教育に貢献する場を拡大しました。

1941年には国民学校令により「戸坂国民学校」と改称されましたが、1945年には広島市に原爆が投下され、その影響で校舎が破壊されてしまいました。しかし、戦後の1947年に学制改革が行われ、戸坂村立戸坂小学校として再スタートを切りました。1955年には戸坂村が広島市に編入合併されたことで、今の校名である広島市立戸坂小学校となりました。

年表

• - 1872年（明治5年）4月27日 - 創立
• - 1887年（明治20年）4月 - 変更名：安芸小学校区公立戸坂簡易科小学校
• - 1909年（明治42年）10月 - 変更名：戸坂尋常高等小学校（安芸高等小学校と合併）
• - 1910年（明治43年）10月 - 戸坂実業補習学校設置
• - 1941年（昭和16年）4月1日 - 変更名：戸坂国民学校
• - 1945年（昭和20年）8月6日 - 原爆投下により被害
• - 1947年（昭和22年）4月1日 - 変更名：戸坂村立戸坂小学校
• - 1955年（昭和30年）4月10日 - 現在の校名に改称
• - 1974年（昭和49年）4月1日 - 戸坂城山小学校への児童分離
• - 1979年（昭和54年）4月1日 - 東浄小学校への児童分離

校区について

広島市立戸坂小学校の校区は、様々な地域を網羅しています。具体的には戸坂町、戸坂惣田一丁目及び二丁目、戸坂山根の一丁目から三丁目、中町、千足の一丁目と二丁目、山崎町、桜東町、西町、上町、くるめ木の一丁目と二丁目、出江二丁目などが含まれています。

学校の周辺環境

戸坂小学校の近くには、JR芸備線の戸坂駅や広島市立戸坂保育園、広島県立広島中央特別支援学校、ザ・ビッグ戸坂店などの主要な施設が点在しています。公共交通機関の利用も便利で、広電バスの「戸坂小学校」停留所からは徒歩ですぐの距離にあり、JRの戸坂駅からは徒歩10分ほどでアクセスできます。

まとめ

広島市立戸坂小学校は、地域の教育の場として長い歴史を有し、地域住民との密接な連携を持っています。これまでも多くの子供たちを育んできたこの学校は、今後も発展し続けることでしょう。

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