弁天橋 (福島市)

弁天橋は、福島県福島市を流れる阿武隈川に架かる、国道4号（国道115号重複）福島南バイパスを通す道路橋です。

橋の概要

全長：235.0m
主径間：58.4m
全幅：11.0m×2
形式：4径間下路式平行弦鋼ワーレントラス橋
竣工：1972年（下り線）、1974年（上り線）
施工：三菱重工業

阿武隈川が支流である濁川、大森川と合流する地点のすぐ上流に位置し、橋の北側は渡利字岩下、南側は鳥谷野字下宿に位置しています。福島南バイパスの開通に伴い、1972年に下り線が暫定2車線で開通し、2年後の1974年に上り線が開通して4車線での全面開通となりました。

橋の名前の由来は、北詰の近くにある弁天山からです。北詰の渡利弁天山交差点では旧国道114号（富岡街道）や福島県道309号岡部渡利線と交差しており、南詰では交通量の多い鳥谷野南交差点で国道115号福島西バイパスと分岐するため、福島市街地南部の交通の重要な地点となっています。

橋のすぐ上流側には、国土交通省福島河川事務所が管理しているライブカメラが設置されています。

国道4号をさらに北に進むと、弁天橋と同じ下路式平行弦ワーレントラス橋である大仏橋で、蛇行する阿武隈川を再び渡ることになります。

2006年5月9日から6月2日にかけて、橋の補修工事のために通行規制が行われました。

阿武隈川における隣の橋

上流：蓬莱橋
下流：天神橋

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