弘前市立城東小
学校は、
青森県弘前市大久保に所在する公立小
学校です。
弘前市の北東部を
学区としており、地域に根ざした教育活動を展開しています。
概要
城東小
学校は、
1957年(
昭和32年)に明誠小
学校と静修小
学校が統合して創立されました。2023年現在の児童数は273名です。長きにわたり、地域の子どもたちの成長を見守り続けています。
城東小
学校には、以下の二つの
校訓があります。
天下賢 (てんかのけん)
この
校訓は、
弘前市出身の政治評論家・
陸羯南の詩の一節、「名山出名士 此語久相伝 試問巖城下 誰人天下賢」に由来します。これは、「立派な山は立派な人を生み出すということが長い間言い伝えられてきたが、それなら名山岩木山の麓に生まれた人の中で、誰が一体天下の賢と言われるほど立派な人なのか」という意味を持っています。常に高みを目指し努力を続ける人物となるようにという願いが込められています。(
1972年9月制定)
蝸牛遅々望千里(かぎゅうちちぼうせんり)
この
校訓は、
弘前市出身の
画家・工藤甲人の座右の銘に由来し、「カタツムリの歩みは遅いが希望は千里を目指している」という意味です。歩みは遅くとも、着実に前進するカタツムリのように、粘り強く努力することの大切さを教えています。(
2007年9月制定)
沿革
城東小
学校は、時代の変遷とともに発展を遂げてきました。
1957年(
昭和32年)
10月1日 - 明誠小
学校、静修小
学校が統合し、城東小
学校として創立。
1958年(
昭和33年)
12月 - 第三校舎廃止。
1959年(
昭和34年)
5月 - 第三校舎から移築した音楽室を増築。
1960年(
昭和35年)
3月 - 屋内
体育館竣工。
1961年(
昭和36年)
10月 -
校章制定。
1963年(
昭和38年)
9月 -
校歌制定。
1967年(
昭和42年)
12月 - 第二校舎閉校。
1968年(
昭和43年)
1月(第3学期) -
スクールバス運行開始(津賀野・百田地区)。
3月 - 創立10周年記念式典・校舎落成式典挙行。
1972年(
昭和47年)
9月 - 創立15周年記念式典・「はげみの碑」除幕式挙行。
2003年(平成15年)
7月 - 校舎増改築工事。
10月11日 - 現在地に新校舎を建設し移転。
2007年(平成19年)
9月 - 創立50周年記念式典挙行。
城東小
学校の
学区は以下の通りです。
堅田
神田(1丁目~5丁目)
堅田2丁目
撫牛子
大久保
津賀野
百田
撫牛子(1丁目~5丁目)
参考資料
『
弘前市教育史 別巻』(
弘前市教育委員会・1979年
3月12日発行)158頁「城東小
学校」
関連項目
城東小
学校(全国各地の城東小
学校)
青森県小
学校一覧
弘前自動車運転免許試験場(旧校舎跡地に移転)
外部リンク
弘前市教育委員会ホームページ'>
弘前市教育委員会ホームページ