弘明寺駅 (横浜市営地下鉄)

弘明寺駅の概要

弘明寺駅（ぐみょうじえき）は、神奈川県横浜市南区通町4丁目に位置する横浜市交通局が運営するブルーライン（1号線）の駅です。駅番号はB12で、1968年に廃止された横浜市電の弘明寺電停があった場所に設置されています。

歴史

弘明寺駅は1972年12月16日に開業し、以来地域の主要な交通拠点として利用されてきました。駅の発展は以下の通りです。

• - 2000年（平成12年）: エレベーター3基の追加や車椅子対応トイレの整備が完了しました。
• - 2004年（平成16年）: 京王設備サービスによる業務委託駅となりました。
• - 2007年（平成19年）: ホームドアの運用を開始し、乗客の安全性が向上しました。
• - 2012年（平成24年）: docomo Wi-Fiによる公衆無線LANサービスがスタートし、IT環境も充実しています。

この駅名は、1914年に開業した弘明寺電停に由来しており、寺院である弘明寺も近くに位置しています。この弘明寺は京急本線の弘明寺駅の前に存在しますが、商業活動が盛んな地域としては、弘明寺電停付近が栄えていました。

駅構造

弘明寺駅は相対式ホームを持つ地下駅で、ホームは地下2階にあり、改札口は地下1階に位置しています。地上から改札階、そしてホーム階へのアクセスにはエレベーターが設置されており、バリアフリーにも配慮されています。訪問者にとって使いやすい構造となっています。

利用状況

2022年度のデータによれば、弘明寺駅の1日平均乗降人員は約18,715人で、内訳としては乗車人員が9,552人、降車人員が9,163人という結果でした。この数字は駅の利用頻度が高いことを示しており、周辺に住む人々やビジネスの利用者にとって重要な交通手段となっています。

駅周辺の施設

弘明寺駅の周辺には多くの興味深いスポットがあります。具体的には以下のような施設があります。

• - 弘明寺商店街（かんのん通り商店街）: 地元名物のカルビー「ポテトチップス」など、さまざまなCM撮影にも使われています。
• - 大岡川プロムナード: 美しい川沿いの散策路があります。
• - 横浜国立大学附属の学校: 教育機関も周辺に立地しており、地域の教育環境を支えています。
• - 弘明寺公園: 地域住民の憩いの場であり、図書館やプールも併設されています。

また、周辺には神奈川県警察署やバス路線も充実しており、利便性が高い地域となっています。

交通アクセス

弘明寺駅は、横浜市営地下鉄ブルーラインの一部として、上大岡駅や蒔田駅と接続しています。また、周辺には多くのバス路線も運行されており、公共交通機関の利用が非常に便利です。

こうした交通機関の利便性に加え、地域の文化的・商業的な魅力も相まって、弘明寺駅は地元住民や観光客にとっても人気のあるスポットとなっています。

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