弥彦山ロープウェイ

弥彦山ロープウェイは、新潟県西蒲原郡弥彦村に位置する弥彦山を結ぶ索道です。弥彦観光索道によって運営されており、山頂へのアクセス手段として親しまれています。

歴史

1958年4月14日に開業しました。当初は、山頂に所在するNHKと新潟放送の送信所を建設する際の資材運搬を目的として敷設されました。

その後、1990年には搬器が更新され、2008年にはリニューアルが行われ、より快適な乗り心地と景観を楽しめるようになりました。

2021年6月5日には、2020年東京オリンピックの聖火リレーのコースとして弥彦山ロープウェイが使用されました。当初は2020年6月6日に開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で延期となっていました。

沿線データ

全長（傾斜長）：981メートル
高低差：420メートル
最大勾配：34度36分
走行方式：3線交走式
最高運転速度：3.7メートル毎秒
所要時間：5分
駅数：2駅（起終点含む）

搬器（ゴンドラ）

メーカー：近畿車輌（1990年製作、2008年にリニューアル）
定員：36人
車両数：2両（「うみひこ」「やまひこ」の愛称があります。須磨浦ロープウェイで使用のゴンドラと同じ愛称）

駅一覧・駅周辺

駅一覧

ロープウェイ山麓駅（山麓駅、彌彦神社駅の表記もあります）
ロープウェイ山頂駅

駅周辺

ロープウェイ山麓駅周辺には、以下の観光スポットがあります。

彌彦神社：越後国一宮として知られる古社。
弥彦公園：四季折々の自然が楽しめる公園。
弥彦競輪場：競輪レースが開催される施設。

ロープウェイ山頂駅周辺には、以下の施設があります。

弥彦山展望食堂（展望台・レストラン）：山頂からの絶景を眺めながら食事ができる。
クライミングカー：弥彦山スカイライン山頂駐車場を結ぶ斜行エレベーター（有料・冬季休業）。
パノラマタワー：回転しながら昇降する展望塔（有料・冬季休業）。
* 弥彦山頂（御神廟）：徒歩約15分。

接続交通機関

ロープウェイ山麓駅へは、東日本旅客鉄道（JR東日本）弥彦線弥彦駅が最寄り駅となり、徒歩約20分です。彌彦神社の拝殿脇からは、無料シャトルバスが運行されています。

弥彦山ロープウェイは、弥彦観光に訪れた際にはぜひ利用したいスポットです。山頂からの眺めは格別で、四季折々の自然を満喫できます。

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