後藤禎和

後藤 禎和（ごとう さだかず）について

後藤禎和は、1967年生まれの元ラグビー選手で、現在はNPO法人ワセダクラブの理事および事務局長を務めています。彼は一般的に「ゴッペ」という愛称で知られています。彼のラグビー選手としてのキャリアや、その後のコーチングや運営における活動は、ラグビー界における重要な部分を占めています。

経歴

学生時代

日比谷高校を経て、1986年に早稲田大学に入学しました。大学時代の1988年、彼は明治学院大学との対戦で公式戦デビューを果たしましたが、残念なことに怪我のためその年の早明戦には出場できませんでした。翌1989年、早稲田大学ラグビー部は続いて大学選手権優勝を成し遂げました。彼は主将の清宮克幸や仲間たちと共に、決勝戦で日本体育大学を45対14という大差で破り、その成功の一翼を担いました。

社会人ラグビーと指導者としての活動

1990年にはヤマハ発動機に入社し、ラグビー部に所属。1998年度から1999年度には部の主将を務め、関西Aリーグへの昇格に貢献しました。その後、2000年からは早稲田大学ラグビー蹴球部のフォワードコーチに就任し、チーム内では「鬼軍曹」として知られ、3回の大学選手権優勝を支えました。その卓越した指導力は、選手たちにとって強い影響を与えました。

NPO法人ワセダクラブの活動

2003年、後藤はNPO法人ワセダクラブを設立し、理事および事務局長に就任しました。彼はラグビーシニアチームにも関与し、2021年現在もそのチームで現役プレーヤーとして活動しています。また、2012年には早稲田大学ラグビー蹴球部の監督に就任し、辻高志の後を継ぎました。2015年度にはその役職を退任しました。

逸話

後藤は1989年シーズン、都立大泉高校出身の春日康利と「都立大コンビ」として知られ、NHKテレビのアナウンサーにその名を広めました。この親しみやすい名前は、彼のキャリアとともに多くのファンに愛され続けています。

まとめ

後藤禎和は、選手としても指導者としても多大な影響をもたらしてきたラグビー界の重要人物です。彼の努力と情熱は、多くの若手選手たちに伝承され、ラグビーの発展に寄与し続けています。

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