徳久広司

徳久広司について

基本情報

徳久 広司（とくひさ こうじ、1948年4月18日生まれ）は、日本の著名な作曲家及び歌手であり、佐賀県出身です。現在、第9代日本作曲家協会の会長を務めています。

来歴

1971年にアストロミュージックに入社し、音楽の道を歩み始めました。彼は小林亜星に師事し、1975年にはTBS系ドラマ「寺内貫太郎一家2」の挿入歌「北へ帰ろう」で歌手としてデビューを果たしました。このデビューを機に、演歌や歌謡曲の作曲を中心としたキャリアを築いていくことになります。

彼の業績は、2003年に第45回日本レコード大賞吉田正賞を受賞したことからも明らかです。また、同じく佐賀県出身の西方裕之は、徳久のスカウトによってカラオケ大会から上京し、徳久の元で学びました。

現在、徳久はチバテレの『ザ・カラオケトライアル』で審査委員長を務めており、これは『カラオケトライアルII』開始当初から続けられています。それ以前の活動としては、ちばテレビカラオケ大賞21（現：『カラオケ大賞』）でゲスト審査員を務めた経験もあります。2023年5月15日、彼は日本作曲家協会の会長に選任され、これまでの経験を活かしつつ新たな挑戦を行っています。

音楽活動

ディスコグラフィ

徳久広司のキャリアにおける重要な側面は、さまざまなアーティストへの楽曲提供です。彼の代表的な作品には、以下のようなものがあります。

• - 三橋美智也の「瞼の中に故里が」
• - 天童よしみの「春が来た」や「夢うぐいす」
• - 門倉有希の「ノラ」
• - 坂本冬美の「凛として」
• - 長山洋子の「蜩」
• - 美空ひばりの「人恋酒」や「おんなの涙」など

加えて、徳久は多くの著名な歌手に楽曲を提供し続けています。石川さゆりや藤あや子、テレサ・テン、都はるみなど、往年の人気アーティストたちにも彼の楽曲が広く歌われています。

ドラマ出演

徳久は、音楽活動だけでなく、ドラマにも出演しています。特に1975年の「寺内貫太郎一家2」や、1989年のキツイ奴らに登場しました。これらの出演は、彼の多才な才能を示すものとなりました。

まとめ

徳久広司は、作曲家として独自のスタイルを持ち、情感豊かな楽曲を生み出してきました。彼の音楽は、世代を越えて愛され続けており、日本の音楽シーンで欠かせない存在となっています。今後も彼の活動に注目していきたいと思います。

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