徳島地方気象台

徳島地方気象台について

徳島地方気象台は、徳島県徳島市に位置する地方気象台で、徳島県における気象業務を統括しています。大阪管区気象台の管轄下にあり、徳島県域の陸上および沿岸海域における様々な気象観測、予報、調査業務を行っています。

主な業務内容

観測業務

地上気象観測: 気象状況を把握するための基本的な観測を行います。
アメダス（地域気象観測所）観測: 地域ごとの詳細な気象データを収集します。
地震観測: 地震活動を監視し、地震に関する情報を提供します。
海洋観測: 海洋の気象状況を観測し、海上の安全に寄与します。
津波観測: 津波の発生を監視し、津波警報などを発令します。
生物季節観測: 植物や動物の季節的な変化を観測します。

予報業務

特別警報・警報・注意報・情報: 災害発生の危険性が高い場合に、適切な情報を発信します。
天気予報・波浪予想: 日々の天気や波の状況を予測し、安全な生活を支援します。
週間天気予報: 1週間先の天気を予測し、生活や事業計画に役立てます。
季節予報: 季節ごとの天候傾向を予測し、長期的な計画を支援します。
地域時系列予報・地方分布予報: 地域ごとの詳細な時間ごとの予報や、地域ごとの分布予報を提供します。

調査業務

気象証明・鑑定: 気象に関する公式な証明書や鑑定書を発行します。
資料照会、観測資料等の閲覧: 過去の気象データや観測資料を提供します。

所在地

徳島地方気象台は、徳島県徳島市大和町二丁目3番36号に位置しています。

沿革

1891年（明治24年）4月1日: 徳島県立徳島二等測候所として、徳島市徳島町会所町に創設されました。
1929年（昭和4年）3月1日: 庁舎を徳島市大工島町字天文台に移転しました。
1939年（昭和14年）11月1日: 国営に移管され、文部省の所属となりました。
1943年（昭和18年）10月1日: 剣山測候所が創立されました。
1943年（昭和18年）11月1日: 運輸逓信省に移管されました。
1957年（昭和32年）9月1日: 徳島地方気象台となりました。
1963年（昭和38年）6月1日: 現在の庁舎（徳島市大和町二丁目）に移転しました。
1994年（平成6年）6月24日: 剣山測候所が剣山観測所となりました。
1997年（平成9年）3月1日: 剣山観測所が剣山特別地域観測所となりました。
2001年（平成13年）4月1日: 剣山特別地域観測所が廃止されました。

天気予報区分

徳島地方気象台は、徳島県内を以下の地域に分けて天気予報を提供しています。

徳島県北部

徳島・鳴門: 徳島市、鳴門市、小松島市、板野郡（板野町、藍住町、北島町、松茂町）
美馬北部・阿北: 吉野川市、美馬市（美馬町、脇町、穴吹町）、阿波市、美馬郡つるぎ町（半田、貞光）、板野郡上板町、名西郡石井町
美馬南部・神山: 美馬郡つるぎ町（一宇）、美馬市（木屋平）、名西郡神山町、名東郡佐那河内村
三好: 三好市、三好郡東みよし町

徳島県南部

阿南: 阿南市
那賀・勝浦: 那賀郡那賀町、勝浦郡（上勝町、勝浦町）
海部: 海部郡（美波町、牟岐町、海陽町）

観測地点

アメダス

4要素（気温、風、降水量、日照時間）観測地点: 池田、穴吹、徳島、京上、蒲生田、木頭、日和佐、海陽
降水量のみ観測地点: 半田、福原旭

震度観測点

徳島市大和町、鳴門市撫養町、吉野川市鴨島町、美馬市脇町、美馬市穴吹ふれスポ公園、徳島三好市池田総合体育館、阿南市富岡町、那賀町横石

潮位・津波観測点

小松島、阿波由岐

外部リンク

* 徳島地方気象台 公式サイト)

もう一度検索