徳沢駅

徳沢駅

徳沢駅は、福島県耶麻郡西会津町群岡に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）磐越西線の駅です。のどかな田園風景の中に佇む駅舎は、地域住民の足として、また、飯豊山への登山客の玄関口として利用されています。

歴史

1914年（大正3年）11月1日：鉄道院岩越線・野沢駅 - 津川駅間開通時に開業。
1972年（昭和47年）9月1日：貨物の取り扱いを廃止。
1983年（昭和58年）2月28日：駅員無配置駅となり、簡易委託化。荷物の扱いを廃止。
1984年（昭和59年）2月24日：駅舎を改築。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅で、ホームへは跨線橋で連絡します。駅舎は鉄筋コンクリート造平屋建てで、内部には待合室のほか、西会津町役場徳沢出張所と徳沢簡易郵便局が併設されています。かつては郵便局営業時間内に限り乗車券の発売も行われていましたが、現在は窓口での販売は行われていません。新津駅が管理しており、西会津町が簡易委託業務を受託しています。

のりば

	路線	方向	行先
:-	:--	:-	:---
1	■磐越西線	下り	会津若松・郡山方面
2	■磐越西線	上り	津川・新潟方面

利用状況

近年の1日平均乗車人員は以下の通りです。

2000年度（平成12年度）- 2012年度（平成24年度）

（具体的な乗車人員のデータは省略。必要に応じて追記）

駅周辺

駅前を国道459号が走り、西へ2kmほど進むと新潟県との県境になります。阿賀川（阿賀野川）に架かる阿賀野川徳沢橋梁の中央部も県境です。飯豊山の弥平四郎登山口への最寄り駅であり、登山シーズンには多くのハイカーが利用します。

かつては、奥川沿いに弥平四郎集落までトロッコが運行され、木材輸送に活躍していました。

徳沢簡易郵便局
国道459号
福島県道384号徳沢宝坂線
阿賀野川
奥川橋（国道459号）
西会津町民バス「徳沢駅前」停留所

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■磐越西線

上野尻駅 - 徳沢駅 - 豊実駅

脚注

参考文献

曽根悟（監修）、朝日新聞出版分冊百科編集部（編集）「磐越東線・只見線・磐越東線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第6号、朝日新聞出版、2009年8月16日。

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

駅の情報（徳沢駅）：JR東日本
徳沢簡易郵便局：日本郵政

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