恵那市消防本部

恵那市消防本部について

恵那市消防本部は、岐阜県恵那市に位置する消防機関であり、市内全域を管轄しています。消防業務の安全を確保し、地域社会の防災活動を支える重要な役割を担っています。以下では、恵那市消防本部の概要、沿革、組織について詳しく見ていきます。

概要

恵那市消防本部の所在地は恵那市長島町正家1015番地2で、広さは約504.24平方キロメートルに及びます。職員数は80人で、消防署は3カ所、分署1カ所、分遣所1カ所が設置されています。消防本部の主力機械には以下の種類が含まれています：

• - 水槽付き消防ポンプ自動車：4台
• - 化学消防自動車：1台
• - 救急自動車：7台
• - 救助工作車：2台
• - 小型動力ポンプ付き水槽車：2台
• - 指揮車：2台
• - 多目的活動車：1台
• - 全地形活動車：1台
• - 資機材搬送車：2台
• - 指導車：1台
• - 広報車：5台
• - 防火広報車：1台
• - その他機材：2台

これにより、あらゆる状況に対応できる体制が整っています。

沿革

恵那市消防本部の歴史は1963年に始まりました。この年に恵那市消防本部と消防署が設立され、その後、1965年には新しい庁舎が建築されました。1979年には恵南消防組合が設立され、恵南地区の多くの町村をカバーすることになりました。1983年には蛭川分署が開設され、さらなるサービス向上が図られました。1989年には上矢作分所が24時間体制となり、1990年にはその新庁舎が完成しました。

2004年には恵那市・岩村町・山岡町・明智町・串原村・上矢作町の合併が行われ、統合後の新たな恵那市消防本部が設立されました。この際、旧恵南消防組合が解散し、恵那市消防本部が各署を統合する形で新しい組織へと生まれ変わったのです。2008年には新しい消防防災センターが建設され、2009年から業務が移転し、新たな運用体制が整いました。さらに、2018年には中野方救急分遣所が開設され、救急体制の充実が図られています。

組織

恵那市消防本部は、消防活動を円滑に行うためにいくつかの部門で構成されています。まず本部には消防総務課、予防課、消防課があり、それぞれが専門的な業務を担当しています。また、消防署の各署もそれぞれの地域における消防活動を支え、地域住民の安全を確保しています。これにより、組織の効率性と効果的な危機対応が図られています。

恵那市消防本部は、地域の安全と安心を守るため、これからもいっそうの努力を続けていきます。

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